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3度目の正直で訪問〜今年度1度目の山形へ


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2025年6月2日に山形市の小学校での校内研修に伺ってきました。私にとって山形は、小学校教員時代から深い縁があり、本当に大好きな場所なんです。今年もすでに2回ほど訪れる予定があるほど、私にとって特別な場所だと感じています。ほぼ毎年,お声がかかりとても嬉しく感じています。


念願叶っての訪問と温かい歓迎

実は、今回の小学校さんには今年の2月に伺う予定だったのですが、大雪警報のために2度も実施日がずれてしまい、結局,伺うことができなかったのです。そんな経緯があり、今年度、メンバーが入れ替わったにも関わらず、再び私に声をかけて招いてくださったんです。ようやく伺うことができた学校なので、喜びもひとしおでした。

研修の始まりも、初めてお目にかかる先生方がほとんどだったにもかかわらず、そこかしこで「うふふ」という感じの温かい笑い声が聞こえ、非常に和やかな雰囲気でスタートしました。皆さん、最初から学ぶ意欲に満ち溢れていて、研修はとても親和的な中でスムーズに進めることができました。この温かい歓迎には、ホッとしました。


詰め込みがちな講座内容と私自身の緊張

ただ、私の研修は、いつも「一期一会」という気持ちが強く、内容を詰め込みすぎてしまう傾向があります。演習も交えながら進めるので、あっという間の90分なのですが、途中でしっかりお話しできないまま終わってしまうという反省点も抱えています。事前に複数回お目にかかれることが分かっていれば、もっとゆったりと、じっくりと内容を進めることができるのですが、やはり「最初で最後の出会いかもしれない」と思うと、たくさんのことを伝えたいという気持ちからなかなか離れられません。

講座を進める際、私自身はとても緊張します。その緊張をほぐすためにも、皆さんにその都度、演習や話し合い、活動を促すようにしています。皆さんが積極的に活動してくださる様子を見ると、私の緊張が和らぐからなんです。


素晴らしい先生方の関係性

講座後、校長先生が「先生たちの様子はどうでしたか?」と尋ねてこられました。私は校長先生に、ここの小学校の先生方がすぐに私の促しに共振し、熱心に話を聞き、活動してくださったことをお話ししました。「大変素敵な職員関係ですね」と、心からそう伝えました。皆さんの積極的な姿勢に、私自身もとても助けられましたし、感動しました。


研修の「入口」と「その後」

講座が終わった後、研修主任の先生が「今、そしてこれからのこと」について尋ねに来てくださいました。これは、実は少し難しいなぁ,思案しながら答えました。

私の講座は、参加される皆さんが「学びたいこと」が既にあり、その学びのヒントとなる情報や疑似体験や演習活動を提供して進めます。共通の情報を得たり、共通の体験をすることで、私がその場にいなくなったとしても、私と一緒に活動したことを元に、先生方自身で前に進めることができるのではないかと考えています。

つまり、私の講座は研修を進める「最初の第一歩」ではないんです。先生方が「何を学びたいか」「どのような方向へ進むか」という共通理解が既に形成されていることを前提に進めています。しかし、中には「最初の一歩をどう踏み出したら良いか分からない」という悩みや考え方を知りたい方もいらっしゃると思います。これは、職員研修や校内研究のデザインそのものに関わる話で、私がいつも皆さんの前でお話ししている内容とはまた別の領域になるな、と感じました。


校内研修デザインへの新たな興味

そんな話を聞いているうちに、校内研修のデザインというのも、今後私の研究の興味関心の1つとしてあり得るのかなと考えるようになりました。ただ、私自身はこれまでなんとなく校内研修に参加し、大抵は楽しく進めてきたという経験しかありません。それを一歩引いて俯瞰し、「いかに校内研修を作り上げていくか」というデザインに関しては、今のところ持っているものが弱いと感じています。

今後、この分野も視野に入れながら、現場の様子を見たり、他の文献や学術情報を得たりしていきたいと思っています。


今回訪れた小学校の皆さんのお役に立ちますように

とにかく、昨年度から持ち越しの形にはなりましたが、ようやく伺うことができた小学校、そしてそこで出会った皆さんとの時間は、私にとってとても良い時間でした。もちろん一番大切なのは、この小学校の皆さんが良い時間を過ごせ、考えを深めることができ、それを教室の中で展開できるヒントとなったか、ということです。今後、この小学校の皆さんがどのように進めていくか、明確な見通しができたか、それが重要になります。少しでも皆さんの力になれていたら嬉しいなと、心から願う私でした。

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