2025年10月現在,私の手書きデバイス事情−BOOX Tab Mini C,Magic Note Pad,iFLYTEK AINOTE Air2,Xiaomi Pad7 Pro−
- あべたか

- 2025年10月9日
- 読了時間: 12分
更新日:2025年10月19日

きっかけは,前田考司さんの学校に校内研修でお邪魔したことでした。
この1年くらいは,手書きのメモ帳(FLEXNOTE)を持ち歩き,それらを活用することを考えていました。
これはこれで,アナログな手帳に少しデジタルな要素(考え方)を取り入れた形でなかなかに気に入っていました。しかし……。もともと,デジタル寄りの私としては,「アナログの記録」というのがもったいないような気がしてしかたないのです(別な言葉で言えば,非効率と思ってしまうということです)。
といいながらも,「手で文字や記号を書く」ということの「よさ(必要性)」は実感しています。やはり,頭の中のゴチャゴチャなどを「ペンを持って書き出すという行為」はキーボードに向かって書き出すとは別な感覚がありますよね。
うーん,と思いながらも仕事や日常の忙しさにかまけている中,前田さんの学校の校内研修に出かけます。
そこで,目の前の若手教員が,シャープの「WG-PN1」をサラサラサラ〜と使っていたのです。
あっ,これだ!と思いました。
私も,この製品が発表されたとき,気になってはいたのです。
どうしようかなぁと思いつつも,e-ink(電子ペーパー)端末ということで,メモと読書ということで,BOOXにたどりつき,BOOX端末についているメモ機能を使っていた時がありました。
シャープの「WG-PN1」は発売されてからそれなりに月日が経っています。だっら,今だったら,このようなコンセプトでかつ,最新の機能が入った製品がどこかから発売されているのではないか……,久しぶりに,e-ink(電子ペーパー端末)で手書きメモ帳デバイスとして使えそうなもの(できたら同時に,電子読書端末としても使えるもの)を探してみました。
これを,そうですね……。2ヶ月くらい続けてきた感じです。
たった2ヶ月,もう2ヶ月。
人によっては様々かもしれませんが,この間,まぁ,なんとたくさんの機器の遍歴があって,現時点(2025年10月5日)では「Xiaomi Pad7 Pro」に収まっています。
これ,一方のよさを選ぶと一方を選べず……ということになります。
様々な機種,製品を使っている時に,私の手書きメモの価値観がブレブレでしたが,今は最終的に到着するところに到着していまして……。その「手書きメモの価値観」において,「Xiaomi Pad7 Pro」がほぼベスト状態という感じになっているということです。
以後,どんな機種,製品を使ってきたかを含めて,今現在の私の「手書きメモの価値観」も語ってみます。
(まぁ,やっぱりデジタル寄りなんですよ)
この2ヶ月の「手書きメモデバイス」遍歴
次のような遍歴を2ヶ月という短期間にしてしまいました(苦笑)。
Magic Note Pad→iFLYTEK AINOTE Air2→BOOX Tab Mini C→Xiaomi Pad7 Pro(今現在)
では,これらの機種をどうして使おうと思ったのか。そして,どうして使うのをやめたのか書き残しておきましょう(笑)。
Magic Note Pad
「通常の画面」「カラーペーパーモード」「インクペーパーモード」の3つに変更することができる。
手書きにこだわっている(専用のペンが付属し,ペンを収めることができるようにタブレット本体が考えられていて,端末に合わせたXPPennoteが入っている)
Androidタブレットとして普通に使える
これだ!と思いました。
手書きメモ端末を持つと同時に,電子書籍端末も同時に所有できるわけです。
私は,職員宿舎に住んでいますが,iPadmini6を置いてます。テレビはないのですが,映像を楽しむとき(Youtube,Amazonプライムビデオ)はそれを使っていたわけです。
この機種を使うことで,「手書きメモ帳」「電子読書端末」「映像端末」の3台を1台で肩代わりできるようになる!と思いました。
使い始めて,浮かれてブログにも書きました。
結果……うーん。
最初,おもしろくて,珍しくて,楽しく使っていたのですが,それなりに早い時期に使うのをやめました。
まず,電子書籍端末として……ですが。
楽しみにしていた,3つの画面モードですが,それなりにいい感じではあります。
しかし,製品も最初から言っていますが「インクペーパーモード」であって,「インクペーパー」ではないのです。実際のe-ink端末,つまりインクペーパー端末と比べると全く違います。私は,過去に何度か書いていますが,e-ink端末にこだわるのは「目の疲れ」を感じないようにするためです。私の数少ない趣味の一つが読書なのですが,それを(バックライトからの)液晶で読んでしまうと長時間の読書ができないばかりか,読書をすればするほど疲れるという状態に陥るので,それはぜひとも避けたいわけです。
ですから,早々に,これは(私には使えない)と思いました。
次に,手書きメモデバイスとしてですが……。
さすがに,専用に開発されただけあって,いい感じでした。ペン先も細く尖っていて細かい箇所までしっかり自分の思う通りに記すことができます。そして,最初からインストールされているXppen NoteもiPadのGoodNotesを彷彿とさせる多機能ででも簡潔に機能が洗練されている感じでよかったです。
しかし,この端末の限界なのでしょうね。
もともと持っているパワーと性能が,ちょっとイライラさせることがありました。
たぶん,この機種はこの多くの機能や特徴を持っている割に,安いのですよ。
販売元の努力だと思いますが,その「安い」ところがどこにしわ寄せが来てしまっているかというと性能です。
より,使っている人間からの側から具体的に書けば,速さや反応です。
使っていて,モヤモヤが心地よさを上回る感じがしました。
iFLYTEK AINOTE Air2

そこで,次に手に入れたのがこれです。
自分の興味関心で,「e-ink,手書き,デバイス,最新」みたいな検索をかけると,いろんなところに登場するのがこれでした。
発売されて,半年以上たっているのですけどね。(今は,この後継機種,サイズをA4程度に大きくしたものらしいですが,これが開発されたという発表がされていますね)。
この機種のウリは,「まるで紙に書くような手書きの心地よさ」とデジタルならではの「AI」を取り入れていることでした。
これを知って思いました。
「そうだそうだ。シャープの「WG-PN1」の進化系を考えたら,AI導入,連携,に違いない。これを手に入れよう」
これを入手したことをブログでは報告していません。
普通の私ですと,新機種を手に入れたなら,必ずブログに書いてます。
もちろん,入手当時,この機種の紹介を兼ねてブログに書こう書こうと思っていたのですが,ブログに紹介する前に,この機種を使うのを基本的にやめてしまいました。
手に入れた当初,とてもとても気に入っていました。
まず,薄くて軽くて,スタイリッシュです。
見た目重視であれば,とてもとても素晴らしいと思います。
電子デバイスにおいて,少しでも軽いということは大きなメリットです。
そして,薄いのもいいですよね。
そして,手書き機能ですが,とても反応がいいです。
ペンの使い心地もいいです。
AIはChatGPT3が入っていて,それが使えます。
この機種だからの特徴としては,議事録を録音しながら,この機械の画面でペン入力でメモできます。録音は同時に,テキスト変換されます(ネットに接続していることが条件)。それで,その時に書いた手書きメモの部分とテキスト変換されたところ,音声が連携されるようになっていて,後で,メモ部分を触れると音声やテキストの該当部分にジャンプできるようになっています。これはさすがは「今!」ですよね。
そして,会議後などにChatGPTを用いて,要約をしてくれます。これもなかなか使えます。
結果……うーん。
なかなか良い感じのデバイスだと思ってもらえましたか?
じゃあ,使い続けられなかったのか?
といいますと,やっぱり,私的にはうーん……なのです。
このデバイスは,上で私が紹介したこと以上のものができないし,デジタルだからこそのよさをうまく使えていません。
いろいろと細かく書きたいところもありますが,別にこの機械をディスることが目的ではないので,大きく2つ,ちょっとなぁ……というのを書いておきます。
その1 「手書きメモ」と「AI」との連動が不自由
せっかく,AIを組み込んだ「手書きメモデバイス」と謳っているにもかかわらず,それぞれの機能が独立していて,つかい勝手が悪いです。
例えば,一点だけ,書いておきますと,会議等を録音して,議事録を作成したとします。その議事録の書き出し先がメール添付かクラウド保存しかできないことになっています(私が使い方をマスターしていないとしたらごめんなさい)。
なぜでしょうか(笑)。このデバイスで作成した議事録(テキスト)なのですから,それをそのまま議事録保管フォルダ等を作成して保存できるのは当たり前のような気がしますが,それもできないのです。うーん,不思議。
で,例えば,他の画面に移ると,せっかく生成してもらった議事録が消えてなくなってしまいます。再度,再生成のお願いをしなければならないという……なんか,おかしい。このあたりのスムーズさをどうにかしようとするでしょ,普通(笑)。
これは,一例で,他の部分においても,どうして,こことこことの連携や連動はできないのだろう……という素朴な疑問がたくさんでてくることがあります。
その2 「手書きメモ」機能があまりにも低性能
上に書きましたが,最も,不思議でおかしいなぁと思って,残念だなぁと思うのが「手書き機能があまりにも低機能」ということです。
上に,手書きのスムーズさ,素晴らしさを書きましたが,といっても,それだけです。
例えば,電子デバイスなのですから,ある手書き文字部分を囲んだら,その文字を「コピー」したり「ペースト」したり,囲んだ部分を拡大縮小したりできると思うじゃないですか。電子デバイスですからね。
できません。
例えば,手書きで□に線を引っ張ったりするじゃないですか。少しそのままにしておくと,きれいな□に整形してくれることを期待するじゃないですか(GoodNotesとかでは当たり前の世界です)。
できません。
ノートとノート,文字と文字の間でリンクとか張りたいじゃないですか。
デジタルですからね。
できません。
もちろん,モノクロ端末なので,色を変えることはできません。
ペンで画面に文字等を描いて,それを記録するだけ……なのです。
だったら,紙のメモ帳を持ち歩いた方が良いし,AIを使いたかったら,スマホにAIを入れて,録音し,議事録を作成したほうが手っ取り早いし安いし,その後,記録や活用にしても応用も汎用性もあります。
BOOX Tab Mini C
「iFLYTEK AINOTE Air2」のメモ機能のあまりにも「機能不足」を目の当たりにして,思い出したのは,もともと所持していた「BOOX Tab Mini C」でした。
この機種は,すでに現行機種ではなくなっていますが,入手した時にこのブログでも書いています。
上に「iFLYTEK AINOTE Air2」のメモ機能に対して,いくつか不満を書いていますが,AI搭載の部分を除き,私の不満は「BOOX Tab Mini C」のメモ機能では全て解消されます。
該当箇所を囲んで「コピー」「カット」「ペースト」ができる。
該当箇所を囲んで「拡大」「縮小」「色の変更」「リンクを張る」ができる
フリーで図形を作成したら(例えば,◯△▢……)作成後,ペンをそのまま終了したところで待っていれば,きれいに整形してくれる
などなど,メモ機能としては多機能なので,もっとあるのですが,このあたりでやめておきます。
それを思い出した私は,
「あっ,BOOX Tab Mini Cのメモ機能を使えばいいんだ!」
と,結局1周回って戻ってきてしまいました……汗。
なんとも情けない。
「BOOX Tab Mini C」を持ち歩くことで,「手書きメモデバイス」と「電子書籍端末」の2台を同時に持ち歩けることになります。
かかかか解決!
ということになりました………………ん?
本当にそうでしょうか……?
結局,「手書きメモ」ってなによ?
で,数週間「BOOX Tab Mini C」を手書きメモ帳として気持ちよく使っていたのですけどね……。
あるとき,ふと頭がもたげます。
いろいろと手書きで文字他を書いているけど,これって,いつどこでどのように見返すのだろうか?
やっぱり,(スマホ,タブレット,PC等を使って)テキストで書き残したほうが,検索にひっかかるのでよりよいんじゃないか?
私のデジタルの相棒に,「Cosense」があります。
ここにテキストを残しておけば,なんとかなるという信頼感があります。
うーん,改めて私にとって「手書き文字(メモ)」の必要性とは何かを考えてみました。
どうしても「手書き」にしたいときは,大きく2つだけです。
1つは,思考を整理したいとき。
目の前にPCの画面やタブレットの画面があってもいいですが,それを参照しながら,ああでもないこうでもないと考えるときは,「ペンを持って手書き」する必要を感じる時がありますね。
2つは,記録することに急を要するとき。
よくある場面として,電話していてのメモなどがそれにあたります。
2つ目の場面は,これはどうしても紙が必要ですよね。スマホスマホとか言っていられないでしょう。もちろん,常時,手書きメモデバイスの画面をONにしておくことで対応可能かもしれませんが。基本,付箋紙のようなものを近くに準備しておくという対応はどんなときでも必要かもしれません。
で,問題は1です。
あらためて,この1の部分だけに手書きできる環境を整えればよいと思いました。
それ以外は,デジタルです。
目の前にPCがあれば,PCで。
出先等々は,スマホ,そしてタブレットで。
「思考整理のための手書きメモ端末」ですが,「Xiaomi Pad7 Pro」に落ち着いています。(やっときた。今ここ)
Xiaomi Pad7 Pro

今,「Pad8」が発表されているようですが,この「Pad7 pro」は約1年前に発表されたものです。
当時は,高性能のiPadと同等の能力を持ちながら(それに比べると)安価であり,
専用のキーボードとペンがある,
というものです。
ちなみに,絶対の「Xiaomi Pad7 Pro」推しというわけではありません(笑)。
上の「思考整理のための手書きメモ端末」として,今の私の結論としては,
思考整理するのだから画面が大きい端末がよい
手書きに力を入れている端末がよい(基本,高性能がよい)
データの保存や共有を考えると,iOS,Androidのような世の中に普及しているOSの端末がよい
です。そこで,「Xiaomi Pad7 Pro」
私の現時点での予算では,これが精一杯の出費であり,かつ,気に入ってもいます。
これは,別のブログ記事で書きますが,ますます私のApple離れがすすんできているので,今回,iPadではなくてAndroidタブレットを入手して使用しているというだけで,ちょっと自分の気持ちの中ではアゲアゲな感じでいます。
ちなみに,メモのアプリは,「Jnotes」を使っています。
Androidにも「Good Notes」はあるのですが,iPadのような高性能ではなくノートアプリ,メモアプリとしては未成熟だということでした(ダウンロードしていないのでわからないのですが)。
ということで,久々の長文ブログになりました。
何度も書いていますが,今年度は,大学外に出ていく仕事が多くて,それに伴っての準備やその前後の精神的体力的な疲れ等でブログにかける時間と気持ちが低くなっています(いました)。
やっと,少しずつ時間が確保できるようになってきたので,またちょこちょこ,こうした電子機器に関する私独自の考えを書いていきたいと思います。
この記事から発展させるとすると,例えば,
Xiaomi Pad7 Proのあれやこれや
Xiaomi Pad7 Proで手書きメモをどうしていくのか
などなどですかね。
ではでは。













読者のニーズを的確に捉えた、非常に価値のある記事だと思います。文章の構成が美しく、最後までスムーズに読み進めることができました。私たちは日々、溢れる情報の中から真に役立つものを見極める必要がありますが、この記事はその指針となるような深みがあります。私もレクリエーションのアイデアを探す中で、パーティーゲームというサイトを頻繁にチェックしていますが、情報の整理に非常に役立っています。これからもこうした質の高い発信を楽しみにしています。