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複雑なルールをいかにわかってもらうか


活動中心の実験授業。

これから8割9割を占める活動のルールを説明しようとしています。


参加している誰もが初めて知るルールでゲーム活動を進めるとわかりました。


こういうときのわたしの興味は,これから参加者に知ってもらわなければならない「複雑なルール」をどのように混乱なく知ってもらい,スムーズに活動してもらうのかということです。

ムズムズと興味関心のアンテナが立ちます。


大雑把に以下が考えられるかなぁ。

  • 言葉だけで説明する

  • 言葉+画像(プレゼンテーションソフトの利用)で説明する。

  • 粗く言葉だけ,または言葉+画像で説明し,最初は「予行練習」と称し,「まずはやってみて理解してみましょう」と促し,2回,3回行う(または,2回,3回めを本番とする)。

  • 目の前で,誰かに前に出てもらい,実際簡単にやってもらってモデルを示す。

  • 事前に軽く映像を撮影しておき,全体で,または個別に,見てもらう。

一般にモデルを示すのが効果的,効率的に思います。

めんどくさがって,「言葉だけ」「プレゼンに合わせて言葉だけ」で説明して,結果,参加者がルールが把握することが困難になり,結果的に,余計面倒なことになる……ということはよくあります。

(これ,わたしがよくやる失敗談)

(もっと,ひどいときは,参加者が混乱して,面倒なことになっているのに,それに気づかない方,気づいてももうどうしようもないということで白旗を挙げて強引に授業を進めてしまう方もいますね)


今回,授業者が選んだのは「プレゼン+言葉で説明した後,最初の1回目は予行練習(とは授業者は言ってなかったかな)と称し,2回,3回を本番とするもの」でした。


これはこれで,

  • 時間が十分に確保されていたり,

  • きちっとしたルールでなくても大丈夫だったり

  • 各グループにローカルルールが発生しても許容範囲だったり

するようなときには,OKかなぁとも思います。

活動の目的にもよるでしょう。


今回,最後まで見てたところ,別に混乱したグループはない感じでした。

もしかしたら,「複雑なルール」と思っていたけど,この時点でわたしの見取りが間違っていたかもしれません。難しそうに見えたけど,わかりやすくく簡単なルールだったのかな。


……とすると,わたしの理解能力が,ちょっとやば目ということでしょうか(汗)。

まずいまずい。

ちゃんとクリアな脳であるように日々鍛錬しましょう。




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