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学校全体で協力しながら授業構想を練る研修会へ参加〜本宮市学習アドバイザーのお仕事

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本日(2025年11月14日・金)は,福島県本宮市学習アドバイザーの役割を務めてきました。

今回は,授業を参観してのコメントや,テーマを与えられたの講座講演とは違い,授業構想を考える一員としての参加でした。


少しずつ,仲間に加えてもらえているようでうれしいですね。

そして,「学習アドバイザー」という名称ならではの役割としての第一歩のような気がします。


授業参観してのコメントや,テーマを与えられての講座講演は,別に学習アドバイザーという名称でなくてもできることといいますか,一般の指導主事やら普通の外部講師としての役割と何ら変わらないですからね。


ここの学校の先生たちは,「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」の実現に向けて,自分たちの今の環境や自分たちの授業観や学習観とすり合わせて,全員がどのようにしていこうかと一生懸命模索している姿がとても素晴らしいです。


上の写真は,ぼかしていますが,教室の4隅に,大画面モニター(電子黒板)を置いて,4人の授業者たちが,ああでもないこうでもないと話しているところを,電子黒板で書き残し,他の先生達は,ワールドカフェ形式で,いろいろと回りながら授業者の思いを聞いたり,自分の意見を話したりしていく……というスタイルでした。

2時間という長い時間を集中してやり取りする姿は,素晴らしいものがありました。


私は,講師というよりも,そこにいらっしゃる皆様の行為を価値づけて,勇気づけて,今以上に心に火を付ける役割をしてきたという感じですかね。

こういう場所で,上から私が情報その他をみなさんに与えるというようなことはしなくてよいといいますか,必要ないように思いました。


ですから,少しでも役立つために気をつけたのは,みなさまの第三の目になることです。メタ認知ポジションとして,集中しすぎて狭い視野になってしまっているかもしれない皆さんに対して,広い視野で考える視点や考え方を提供する(促す)ということですかね。


どれだけ,役立てたかわかりませんが,自分なりの役割を果たしてきたつもりではあります。

今後,この形式がベストとは思いませんが,このような先生たちの「主体的なやりとり」の中に少しでも自分が役立てるような形で使ってもらえたらうれしいですね(といいながら,こういう形にすればするほど,私自身の力が試されてしまうので,大丈夫なのか自分?と問い続けたいとは思っています)。


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© 2022 by Takayuki Abe

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