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協働的な学び(活動)を通して学びを深めるためにはどうすればよいか〜本宮市アドバイザーとして

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2025年10月31日(金),本宮市学習アドバイザーのお仕事に行ってまいりました。

今回は,初めての地区での講座ということで,新しい出会いとやりとりを楽しみにしていました。


午前中は,3つの授業を見せていただき,その後,その授業者と対話でした。

授業者の気持ちを受け取り,その方の目指す授業と私の中のアイデアが少しでも重なるようにと自分なりに配慮しながら,お話を重ねました。

話を受け取り,消化するのは,授業者の方なので,授業者の方が,自分の中に落とし込めるような話ができたらうれしいです。


協働的な学び(活動)を通して学びを深めるためにはどうすればよいか

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午後は,「協働的な学び(活動)を通して学びを深めるためにはどうすればよいか」というテーマをいただいての,講話でした。


最初に,このテーマをいただいて,その内容を,意味を,考えてみました。

その結果,次のような考えに至りました。


いただいたテーマは,「協働的な学びを通してどうやって学びを深めるか」である。

私の経験と知見では,「協働的な学びを進めれば学びを深めることができる」と考えている。

とはいっても,「学びを深める協働的な学びに見えない」様子を散見することがある。

それは,「目の前の学びが協働的な学びになっていないから」


という考えのもと,下の進行で進めようと講座の骨子を決めました。


  1. 浅い学びと深い学び

  2. 協働的な学びの構造

  3. 深い学びへと導く協働的な学び


というように考えてみました。


浅い学びと深い学び

テーマは「協働的な学びにおける深い学び」について触れているが,そもそも,「浅い学び」と「深い学び」の違いは何なのか,協同学習のアクティビティを通して考えてもらいました。


協働的な学びの構造

アクティビティを通して,考えてもらったことをもとに,「協働的な学び」の構造を,ここでもアクティビティを通して感じてもらい,知ってもらいました。

そもそも,「協働的な学び」そのものが,深い学びをもたらす構造になっているのだということを感じてもらうこと,知ってもらうことがねらいでした。


深い学びへと導く協働的な学び

そのうえで,「深い学びに至らない協働的な学び」(つまり,私の理屈では,協働的な学びに至っていないことになりますが→協働的学びは深い学びをもたらす構造になっているということなので)をどのようすれば,「深い学びをもたらす協働的な学び」になっていくかという方策を4つほど提案しました。


私が提供した情報をどのように解釈し,消化し,実践に用いるかは,各自の主体性によります。

もう少し,わかりやすく,納得できるような,進め方を追求していく必要がありますが,流れや進め方としては,筋の通ったものだったのではないかと考えています。


次回の本宮市学習アドバイザーとしてのお仕事は,11月14日。

よりよい役目ができるように,努めたいと思います。

ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。





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