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Miroを用いてのKPT〜令和5年度後期本格的にゼミの再開


大学はまだ後期授業は始まっていませんが,小中学校の2学期開始とともに学校支援フィールドワーク(教職大学院でいうところの学校実習)が始まっています。

ゼミを本格的に再開しました。

今季のゼミも,昨年度までとは大きく変えています。

わたしが,プログラムデザインした形で進めることにしました。


ざっくりと大きく3つに分けて進めることにしました。

これを学校支援フィールドワーク中のゼミの定型とする感じです。


ステップ1

各自が書いたe-boxをもとに,コメントを入れあったり,文章ではわかりにくかったけれども興味深かった内容を直接尋ねてみたりする時間です。

いわば,アイスブレイクですね。


ステップ2

Miro(ビジュアルコラボレーションボード)(一番上の画像を参照)を用いてKPTを行います。

KPTとは,森一樹(著)「アジャイルなチームをつくるふりかえりガイドブック」(翔泳社,2021)では下のように説明しています。


KPT(ケプト/ケーピーティ)はチームに起こった出来事をもとに,Keep,Problem,Tryの質問を行うことで,チームのカイゼンのためのアイデアを出す手法です。とくに,「Problem」という質問が直観的なため,チームの問題の洗い出しをそのカイゼンのサイクルを回すのに適しています。

この本の著者の森一樹さんが,Miroの使い手で,KPTのテンプレートを一般に提供してくださっているので上の画像のように,わたしもダウンロードして,かつ,わたしの使いやすいように若干修正して使っています。


このように,Miroへの展開うれしいですね。


常々思っているのですけど,こうしたインターネットを介したICTツールは,遠隔で,つまりその場にいなくても共有して利用できるよさがあるわけですけど,対面で,つまり同じ場所にいながら一緒に利用することにも大きな価値があると思っています。

自分の手元に目のまえのAさんやBさんも同じものを見ている……ということですよね。

現場にいたら,ロイロノートやMeTaMoJi,ミライシードなどもそういう使い方でばんばん使いこなしたいです。


ステップ3

KPTで出た「Try」部分に実際にアクセスする時間とします。また,準備時間,学習時間,共有時間という感じになりますね。

とにかく,実際に動こう!ということです。


週に1回,このゼミを開くわけですが,もちろん,このゼミまでは何もしないではなく,ゼミの,チームの,個人の判断で臨機応変に動いていくことが,ますますゼミそのものを活性化させると共に,よりよい学校支援フィールドワークの実践になるし,個人研究へと繋がっていきます。


わたしはといえば,この時間,少しでも役立ちたいと思いつつも,学生さんたちの話し合いを邪魔しちゃいけないと思っています。わたしがしゃしゃり出ることで,確実に進行が止まっちゃいますからね。

できるだけ邪魔せずに,個人ゼミ等々で一人ひとりをフォローしていくだけです。

あとは,応援!!!


ガンバレみんな!!




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