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執筆者の写真あべたか

指導と評価2024年10月号(第70巻 通巻839号 図書文化)に「自立的な学習者を育てる学級経営」が掲載されました


「指導と評価」に拙文が久しぶりに掲載されました。


「自立的な学習者を育てる」という「特集」の執筆者の一人として,「自立的な学習者を育てる学級経営」というタイトルで文章を書かせていただきました。

上の公式HPでは,各原稿の要旨が載っています。私の文章は以下のように書いてあります。


自立的な学習者を育てるために、「主体性」という言葉の意味を吟味し、学習や生活において、子どもたちが主体性を発揮するための条件を考えてみた。主体性の発揮には「目標と学習と評価の一体化」という考え方が有効である。また、この考え方を進めるためには、ファシリテーションの考え方と技術が教師に必要になる。従来の「教える教師」から「子どもと共に学び、寄り添う教師」への転換が求められている。

もともとの依頼では,「自立的」というのを「主体的」や「自律的」のように読み替えて論を進めてもらっても構わないという形になっていましたので,わたしの中の興味関心でも上位に来る「主体性」にスポットを当てて,学級経営と絡めて書かせてもらいました。


ここ,最近は,わたしの中では「学びのモデル(ファシリテーションモデル)」というものが,原稿を書いたり,講座を進めたりするときの核に位置付いています。


文章においては,赤坂真二編著「ウェルビーイングの教室」で初めて「学びのモデル」を提案し(p20),授業UD研究VOL.17「誰もが学びやすい教室づくりを教室ファシリテーションの視点から」(p37)で「学びのモデル」を用いれば,一般的なファシリテーションを学校教育に持ち込むときにジレンマを解消,改善できるのではないかと提案した流れでの今回です。

【参照】


今回の原稿には,「学びのモデル」の図を用いていませんし,そもそも「学びのモデル」という言葉をどこにも用いていないのですが,最近の私の原稿を読み続けている人が読めば(そういう人が,実在するのか不明ですけど……(^^ゞ),「学びのモデル」を用いて説明しているのだなとわかるはずです。


私が提案する「学びのモデル」は様々な論を結びつけて,わたしが構築したものですけど,その一つ(しかも,とても大きな容量を占めています)に,「目標と学習と評価の一体化」という考えがあります。


私の中の大切なあれこれを組み合わせた上で,「主体性」にフォーカスしているわけです。

多くの皆さまに共感いただき,その方々と考え方等を共有できたらうれしいです。


ちなみに,(私の中で)絶賛,展開中!の「学びのモデル」ですが,今冬にじっくりと解説を加えた形で書籍を出す予定でいます。

こちらも,楽しみにしていただけたらと思います。






導と

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