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めちゃめちゃハードで楽しかった静岡夫婦で車中泊旅〜三保の松原,久能山東照宮,お茶,サウナ,さわやか,うなぎまで

社会人1年目の息子は,今,長期研修期間ということで静岡にいます。

そろそろ,静岡から離れる時期が近づいてきているので,静岡で元気に過ごしているか,ちゃんとやっているかを確認するために静岡に行くことにしました。考えてみれば,静岡観光をまともにしたことがない私たちです(私は,大昔,30年くらい前かなぁ……,小学校の職員旅行でイズのサボテン公園に行き,熱海の温泉に泊まったことはあった記憶があります)。いつ,静岡に行けるかわかりません。息子に会う前後に静岡観光もしたいと考えました。


19:00出発!

出発の日。この日の昼間は,福島県本宮市で学習アドバイザーとしての仕事がありました。

これを済ませて福島の実家に帰り,妻が仕事から帰って来るの待ち,すぐに出発しました。翌日は金曜日ですが,年休を取得しての旅です。


予定としては,翌日,らくするために,行けるところまで行き,眠ろうと思ったときの一番近いサービスエリアで仮眠をするということでした。できれば,眠る前にインターチェンジ近くにサウナに入れる日帰り温泉があるといいねと話していました。

AIで探してもらうと,いいところがありました。

「東名厚木健康センター」

24時間営業で,夜中2時をすぎると夜間料金をとりますが,それ前だと日中料金でとても安くお風呂に入れます。(後で知ったことですが,8月いっぱいをもって28年間の歴史に幕を閉じるらしいです。閉店ということでした)


ここがめちゃくちゃ,すばらしいお風呂(特にサウナ)で,初めて体感するサウナでした。

室温が95度を超えていて,湿度もめちゃくちゃ高いのです。

室内に入るとすぐに,体がピリピリ,ジリジリ,痛くなります。

がんばって,中に入っていると,汗がどんどん湧いてきますし,なぜか,目の周りから涙なのか汗なのかわからない液体が(笑)出てきました。

辛いけど癖になる……みたいな,お風呂で,サウナ→水風呂→外気浴を何度も繰り返してしまいました。


ここに到着したのは,11:40くらい。

2:00少し前に出発しました。

たぶん,もうここに来ることはないと思いますが(閉店なので),よくぞこの施設を見つけてくれたねとAIを褒めてあげたいと思います。


高速道路に乗り,この日は中井PAで仮眠を取りました。


いざ,三保の松原へ

6:00過ぎに起きて,いざ,本日の最初の目的地,三保の松原へ。

ここ数日,静岡県内は天候が不安定だったようです。

局地的に大雨も降って,翌日,予定されていた花火大会(私は知りませんでしたが,それなりに規模の大きいもの)が中止になってしまったということでした。

高速道路を走っている間も,フロントガラスにポツポツと雨が降りてきていました。

それ以上に,それなりに厚めの雲が空を覆っていました。

とはいいながらも,私たち夫婦は「晴れ夫婦」なので,到着する頃にはすっかり晴れて富士山がちゃんと見えるだろうと思っていました。


到着し,すぐに向かったのですが,天候は晴れ間が見えるくらいにはなっていたのですが,雲が覆っていて富士山は見えません。まぁ,こういう日もあるか……と諦めて,駐車場近くの三保の松原を詳しく知ることができる施設で少し時間を過ごしました。

ここで,富士山ハンカチを購入!

旅をしたら,そこのご当地をかんじることができるハンカチを買うことに決めました。


その後,もう1回だけ海岸に出てみようか……と話して,行ってみたら……。

なななんと!富士山の頂上がしっかりと顔を出してくれました。

やっぱ,晴れ夫婦だわぁ,いつもの行いがいいからこうなるんだわぁ,そんなことを話しながら大満足のうちに次の目的地へ向かいました。


そして,久能山東照宮

これも,私たちにとって初めての久能山東照宮。

神社仏閣の御朱印を集めている妻としては,ぜひともゲットしておきたい御朱印の一つですね。歴史好きな私としても家康とつながりが深いと聞けばぜひぜひ訪ねたいと思っていました。


とはいいつつも,詳しく調べないまま来てしまっている私たち。

(車中泊に慣れると,みんなこんな感じ。直前でどうにかなるやと思ってしまうし,当日に,起きる予定外のあれやこれやがおもしろいと感じるようになります)

駐車場を探すと2つ,離れた場所にあります。どちらがいいのだろうと考え,近い方が良いに決まっているんじゃない?と東照宮に近い方の駐車場を選択。

これが,苦しみの始まりでした(笑)。


私たちが選んだ方は,正統派といいますか,正門につながるところで,長く,そして頂上に続く階段を延々と上っていきます。方や選ばなかった方は,日本平という場所で,大きめの駐車場があり,そこからロープウェイに乗って,一気に東照宮までたどり着くというものです。歩く距離,そして辛さと行ったら1/10になる感じです。


あちゃ〜,なんですけど。

勝手な想像としては,一生懸命歩いて頂上にたどり着いたほうがご利益があるのではないかと考えてしまいます。私たちは,ロープウェイで日本平側にも行って,そちらの様子を見ていますが,日本平側から来ていたらたぶん,階段側の方には行かなかったことでしょう。

そう言う意味で,貴重で素敵な体験ができたと思っています。


YouTube映像にもまとめてみました。

お時間ある方はぜひ見てくださいませ。


やっぱり,「さわやか」に行っておかないと

その後,遅めの昼食を「さわやか」で取りました。

これも目的の一つでした。

私ち息子は,「びっくりドンキー」好きで,定期的に食べたくなります。

静岡には静岡だけで展開している人気ハンバーグのお店があるということを昔から聞いていて,一度は行かないとねと思っていました。


噂では,人気店なので,いつ行っても,混雑しているという話でした。


私たちが訪ねたのは,(これも噂ですけど)「さわやか」の中では最も混雑していないであろう吉田町にある「さわやか」。

ちょうど,息子が長期研修でお世話になっている牧之原市に近い場所にあるのです。

三保の松原,久能山東照宮と2つの観光を十分に堪能してからの到着だったので,14:30を過ぎての入店でした。

15分程度待って,座席に通してもらいました。

この程度なら待った時間に入りません。

こういう部分に関しても,ラッキーラッキーです。


お味は,「なるほどぅ,こういう味のハンバーグもあるんだなぁ」という感じでした。

初めて味わう味でした。

この感触は忘れないと思います。


「カタショーRVパーク」へ


「さわやか」でハンバーグを堪能し,これから2日間お世話になるRVパークへ。

ちょっとしたすれ違いもありましたが,気持ちよくチェックインすることができました。

今回私たちがお世話になったRVパークは「カタショーRVパーク」というところです。

廃校(以前は片浜小学校という学校だったらしい)を活用して,いろいろと展開している中の一つにRVパークも運営しているみたいでした。

1泊3000円(税抜き)。

私たちは,2泊なので合計6600円(税込)でした。

夫婦2人で利用しながら,この料金。やばいでしょ?

RVパーク,最高!

キャンピングカー最高!

という感じです。

特に私は,数年前から常設ベッド展開していて,キャンピングカー用に敷布団もオーダーしました。本当にぐっすり眠れるのです。3日間,ヘタすると家よりもぐっすり眠ることができました。


息子が選んで予約を入れていてくれた居酒屋

さて,いよいよ息子との再開です。

ゴールデンウィーク以来の再開となります。

まず,お決まりの部屋チェック(笑)。

息子が今住んでいる部屋をきれいに使っているか,機能的に使っているか,チェックしに行きます。

(妻が上越に来るときは,毎回,これをやられます。妻が上越に滞在している時の半分の時間は私の部屋の掃除,片付け,の時間に費やされます……笑)

まぁまぁきれいに使っていること,ちゃんと自炊をして自分なりに健康に気をつけ,かつ,出費にも気をつけていることを知り,安心して息子が予約した居酒屋に向かいました。


ここは,美味しかったです。

まず,お通しに分厚いカツオが出てきたことに驚きました。

静岡の人たちは,このくらいのカツオが標準なんだろうか……。すごい厚さでした。

また,刺し身もすごかった。

日本海側の刺し身と随分と異なりますね。

赤身が多いので,一口一口が胃に溜まっていく感じです。ガツンときます。


お酒(特に日本酒)も,よし。

どれもこれも,安めでした。

やはり,磯自慢を地元で飲むといい感じです。


日帰り温泉家族だからね私たち

静岡2日目。

この日は朝から晩まで息子と一緒にいられるということで,息子に私たちと一緒に何をしたいか尋ねていました。

すると,

「所沢にあったキング&クイーンのような日帰り温泉施設に1日中いたい」

という返事。

そうなのです。

最近の私たちは,昔(息子が小さかったころ)も今も「日帰り温泉好き」なのです。

特に最近は,それにサウナ好きが加わりました。


そこで,AIに「所沢のキング&クイーンに近い施設を静岡県内で教えて」と伝えて教えてもらったところが「東静岡 天然温泉 柚木の郷」。

本当に,イメージピタリのところで,開店時から20:00過ぎまでいました。もっといたかったくらい。


ちなみに,静岡って「国道1号」が走っているんですね。つい,写真を撮ってしまいました(社会科教師の性ですなぁ)。


現在息子は自動車を所有していません。

それでも,東京や大阪でしたら,なんら不便はないのでしょうけど,牧之原市ですと,電車が通っていないので,娯楽となると少し不満もあるようです。例えば,映画館が近辺にありません。そして,日帰り温泉もありません。


ですから,息子の口から

「久しぶりに,ゆっくり頭と体を休めることができた」

という声を聞けて,それだけでも私はここに来て,息子を日帰り温泉に連れ出すことができてよかったぁと思いました。


やっぱお茶よね

静岡3日目

3連休の最終日は,私が東京で仕事(学級経営実践セミナー東京・立川)があるので,この日のうちに私たちは福島県の自宅に帰らねばなりません。

そこで,息子と一緒にいられる時間は昼過ぎまでと確認しました。


さてどこに行こう?


息子は休日,ほとんど部屋にいてゲームをし続けているようなので(ゲームおたくの息子としては,これはこれで幸せなのだと思いますが),勤務地に着任したら牧之原市にはほとんど来ることはないだろうということで,牧之原市観光のど真ん中を息子とともに体験して帰ろうと思いました。

それが,「お茶」です。


そういえば,静岡に来たものの,「いちご」などは目につきますが,あまり茶畑を目にしてきませんでした。でも,牧之原市は「お茶」をウリにしているところのようです。

すると,「グリンピア牧之原」というお茶をテーマにした施設を見つけました。


時期が良ければ「茶摘み」もできたそうですが,今回はできずに残念。

でも,工場見学,そして,どれもこれもお茶!のショップ。

なかなかに楽しかったです。


茶畑が暑いにも関わらず,さわやかに感じました。


最後は,うなぎ!で〆

そして,静岡に向かう時から決めていたのが「シメはうなぎ」ということ。

静岡のことをよくわかっていない私が,「静岡=うなぎ」と考えるのは失礼と思いながら,嬉しいことに牧之原市を少し回ってみると,鰻屋さんが多いことに気が付きました。

私が住んでいる二本松市や上越市の数倍,鰻屋さんの看板が目につきます。

これだけなりたっているのだから,うまいに違いない!

そして,なんと(前日)は土用の丑の日でした。

こりゃあ食べるしかないでしょう。


私は食に好き嫌いがない人間ですけど,その中でもうなぎは好きな料理に入ります。

ただ,一般に高いので,数年に一度しか口にしません。

(スーパーで売られているようなものは食べたくないなぁというタイプ)


牧之原市の中でも,評判の高いお店に入ることができました。

結果……,そりゃあ美味しゅうございました。

息子のおかげよね,ありがたやありがたや。

(次,うなぎを食べるのはいつになるのだろう……)


8時間かけて福島へ!

離れがたい息子に別れを告げて,13:30に静岡(牧之原市)を出発。

東名高速道路上で,事故渋滞に巻き込まれて,何度かトイレ休憩をし,到着したのが22:00過ぎでした。

疲れましたけど,安心して安定して帰ってこられたのは,キャンピングカーのおかげです。あと,助手席に座っていてくれた妻のおかげです。


翌日は東京へ日帰りで往復し,その翌々日の朝に福島から上越へ向かう……という,とんでもない移動をしました。


でもでも,息子の元気な姿を見れたこと,妻と一緒に静岡観光を堪能できたこと,忘れない思い出になりました。


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