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あべたかゼミ過去最高のフォローアップセミナー

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本日(2025/08/08)、阿部ゼミのフォローアップセミナーがありました。

自認してますが、私は組織の運営が下手です。苦手です。過去に自ら組織を立ち上げたことがありますが、結局はそのつながりを上手に維持できなくて、解散したり、三々五々散らばったりしてます。


その大きな要因は私自身にあります。


もともと組織、集団にあまりよいイメージを持っていない自分がいるのです。「つながり/かかわり」と考えるとポジディブなイメージとしては「絆」のようなものが考えられると思います。ネガティブなイメージとしては「しがらみ」でしょうか。もちろん、現実にはどちらも持ち合わせていると思いますが、私は「しがらみ」というのを極端に嫌うので、積極的に組織づくり、集団づくり、というものを作らないできましたし,かかわらないできましたし,もし運用や運営する立場になったときは消極的な行動を取るようにしてきました。


結果、当然のことながら、ゼミ生がゼミの中でそれを感じることが多いと思います。ですから,修了,卒業後もつながり続ける人たちは私のゼミでは「稀」という事になってきたのではないかと思います。


そんな中、今年は、今までで一番の修了生が集まってくれました。\(^o^)/

この方々は,「絆」「しがらみ」を超えた人たちなのかなと勝手に受け取っています。


いつものゼミと違って、修了生という現在リアルに現場を経験している方々から話を聞くということにとてもとても興味関心を得ている現役生たちがいました。

それこそ、フォローアップの醍醐味です。

個人的にいろいろと聞き回ったことと思います。

よき時間でしたね。


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ちなみに、「絆」と「しがらみ」の違いはそのまま学級経営観の違いに現れると思っています。

「絆」に思いを馳せる人は、学級経営に「よりよきコミュニティ(共同体)」を求めます。(たぶん,こちらが多数派)

「しがらみ」を感じる人は、学級経営に「ケアや癒やし(そこに居てもよい)」を求めます。(たぶん,こちらは少数派)

これは、考えてみるととてもとても大きな違いです。


まさしく、私は阿部ゼミの内部を「ケア」の精神で運営してきたところがあります。

それはそれで、「ケア」の精神に心地よく感じた人もいれば、アクティブな人,積極的に繋がりたい人,同調性に気持ちよさを感じる人にとっては居心地が悪かった人もいるのじゃないかなと捉えてはいます。居心地が悪かって人には申し訳ございませんでした、とお伝えしたいです。


「ケア」の精神で進めていくと、求心力もなければ、団結力もありません。修了、卒業すれば、それで終わり(関係性を絶つ)という人がいてもいいですし、もっと言えばそれが自然だと思っています。(私自身が,その時その時の自分の所属する集団でそれなりに過ごせればよいと思って過ごしていました。)


とはいいつつも,そんなこんな関係なく、これら(私が考えるようなめんどくさいことを飛び越えて,それはつまり,超越するということ)ゼミの中でつながり続けられるのであれば、とても嬉しいですし、すてきなことですね。「絆」と「しがらみ」を超えた(アウフヘーベンした)と捉えてとてもスーパーなゼミの瞬間を目撃できたと感激してます。


いつかまた,このような機会が訪れるのでしょうか。

とにかく,この稀な日を記憶と記録にとどめておきたいと思います。

ゼミ生たちの人生に幸あれ!!





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