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Obsidianで論文情報を管理する−プラグイン「Zotero Integration」−

Obsidianで論文管理ができるなんて素晴らしい!

(上の図は,Obsidian。プラグインのZotero Integrationを用いて,ある論文の情報をObsidianに取り込んだ様子)

(上の図は,論文管理ソフトZotero。2つ上のObsidianに取り込んだ論文がZoteroに収められている様子。普段は,このZoteroで論文を管理していて,必要なときにObsidianに取り込む。)


私は,仕事,私生活,全ての情報をリンクでつなげることで,自分の意識上では見つけられない,考えられないことを,見つけることができるようになっていると思っています。 ですから,自分が興味ある,必要のある,論文情報も気軽にObsidianの中でやりとりできるようにしておくと便利だなと思っています。 従来も,Mendeleyという論文管理ソフトで論文を管理していたのですが,どうしても,引っ張ってきておきたいという論文に関しレは,別途,Cosenseに情報をコピペしておいたのでした。


Obsidianはここのつながりもさすがにフォローしているらしく,Zoteroという論文管理ソフトの情報をObsidianにサッと持ってくることができるのです。 いやぁ,すごいすごい。


論文管理をどうしてますか?

ところでみなさん,論文管理はどうしていますか? 私は,大学に着任した頃から,Mendeleyという論文管理ソフトを利用していました。 無料で使え,当時は,スマートフォンアプリもあって,iPhoneからも利用できていたのです。 ところが,数年前に,スマートフォンアプリがなくなり,そして,ソフトウェアも変更になってからいちいちクラウド上のデータを読み取る作業が入るようになるなどして,ソフトの動きが重くなったり挙動不審になったりしてユーザーがどんどん離れていく状況になりました。


しかし,私は,それなりに論文をMendeleyに入れてしまっているため,動作上の不具合がない限りはこれでいいかなと思って使ってきました。


しかし,今回,Obsidianを使い始めてから,一転。 論文管理ソフトをMendeleyからZoteroに変更しようと考えました。ちなみに,Zoteroも無料で使えるソフトです。


実は,Mendeleyから移行しなかった理由は,もう一つあって,MendeleyからZoteroへのデータ移行がなかなかに面倒だという噂を耳にしていたからです。


それで……,やってみたら,とっても簡単でした(大笑)。


MendeleyからZoteroへ

なんと,Zoteroのインポート機能に,「Mendeleyから移行」というメニューが用意されています。 それを選択して,MendeleyのIdとパスワードを記入すると,自動的にZoteroの中に全データが入ってきました。 各項目はもとより,カテゴリやPDF自体もZetoroに全て入りました。 とてもとても,快適でした。 他ソフトから他ソフトへの移行というよりも,まるで,バージョンアップのようでした。



ObisidianとZoteroの連携

こちらのほうは,ちょっと面倒です。 以下のサイトを参考に設定しました。(私は,今回,OneDriveとの連携等については関係ありませんが)とても感謝しております。



できるだけ簡潔に書くと次のようになります。


  • Zoteroに「zotero better bibtex」プラグインを入れる

  • Zeteroで「zotero better bibtex」の設定をする

  • Obsidianに「Zotero Integraition」プラグインをインストールし,有効化する。

  • Zotero Integraition」プラグインの設定をする。


設定ですが,Import Formatsを図のようにしています。


  • NAME→自由。これは,プラグインを起動するときに表示される名称です。自分で分かりやすいようにしてください。

  • Output Path→論文データを取り入れて新規作成するときのノートタイトルをどうするか,保管するフォルダをどうするかを指定します。私は保管フォルダは「14_zotero」にしました。ノートタイトルはデフォルトでは,先程話題にした「Citation Key」がつくようになっています。私は,論文題目をそのまま入れたかったので,Geminiに相談してこのようにしています。Geminiはどうしてこのような一見複雑なものにしたかというと,ノートタイトルには使ってはいけない記号等があり,論文タイトルにそういうものが使われている恐れがあるので,事前のエラー防止としてこのようにしてくれたみたいです。さすがAIくん!

  • Image Output Path→画像等を取り入れるときのフォルダを指定します。

  • Image Base Name→デフォルトのまま

  • Template File→テンプレートのフォルダとテンプレートのファイルを指定します。私がネットで情報を収集する限り,このテンプレートの作り方がなかなかに面倒そうでした。私は,ここでもGeminiにお願いして作成してもらいました。


私が取り扱う論文は,ほとんど日本の論文であり,日本語の論文です。ネットに出してくださっている方のものは,どこも海外(英語)論文を扱っていることが多いです。(みなさん,すごいなぁと思います。)

このあたりも含め,必要な書式は異なります。 Geminiが作成してくれたテンプレートはエラーもおこさず,1発できちんと動いてくれました。ありがたいです。 私が使っているテンプレートを貼り付けますので,これでいいという方は使ってくださいませ。


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[Zoteroで開く]({{desktopURI}})

## 抄録
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## Notes
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## コメント
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実際の方法

準備が整ったら,次の方法でZoteroからObsidianへ論文情報を取り入れることができます。


  1. 事前にZoteroを立ち上げておく

  2. Obsidian上で「⌘+P」でコマンド入力画面にして「Zotero Integration:先程名付けた呼び出しの名称」を選択します。

  3. 別窓に,論文を検索する窓が立ち上がりますので,そこで該当論文を見つけて,実行(>ボタン)を押します。

  4. 設定したフォルダに,設定した名前でノートが作成され,ノート本文には必要事項が記述されているはずです。


ちょっと面倒な感じにも思えますが,一度設定すれば,あとは簡単な作業だけで,論文をObsidianに持ってこられるわけですから,やっておかない手はありません。 (というか,私は,これができるからこそ,Obsidianを使いはじめた,Zoteroを使いはじめた,と言っても過言ではありません)


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