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Obsidianの情報はKindleUnlimitedから得たものばかり

Obsidianの情報は正月時に,KindleUnlimitedから学んだ

Obsidianを使い始めようと思ったとき,インターネットからの情報もたくさん学びましたが,一番学びを得たのは,書籍からです。 細々としたチップスとか,かゆいところに手が届く内容,そして,最新の情報などは,インターネットからの学びが多いので,Obsidianの大枠を学んだ今となっては,インターネットから学ぶことでOKかもしれません。 しかし,使い始めのときは,Obsidianの全体の概要が知りたいですし,基本的(ベーシック)な内容を知りたいです。 そんなときはやはり書籍です。 しかし,全体構造を知ってしまえば,ICT関連の情報はどんどん更新されるでしょうから,ずっと手元においておくようなものでもありません。 そんなときに便利なのが,KindleUnlimited。 もしかしたら,KinndleUnlimitedにラインナップされていない書籍のほうが,内容も充実していて得るものが多いのかなぁと頭の中で思いつつも,KindleUnlimitedにラインナップされている「Obsidian本」「非エンジニア向けのCursor本」を読み漁りました。


KindleUnlimitedは玉石混交

それで感じたことは,KindleUnlimitedの本は玉石混交だということです。 私は,数年前から,KindleUnlimitedを契約して読書を楽しんでいます。 普段楽しむ内容は,小説です。小説は,基本,有名出版社から紙の書籍として出版されているものでKindleにもなったものを読んでいます。ですから,最新刊ではないにしても,内容の質はしっかりと担保されていて,面白かったかどうかは,私の好みであったかどうかというところに左右されることが多いです。


今回,読んだ「Obsidian本」「Cursor本」は,ほぼ自己出版のものでした。ICT関連の本ですから,その使い方や魅力を語るという意味で,大手出版社とは関係なく,出版しやすいのでしょう。自己出版はノンフィクションが出しやすいのだと思います。 だからこそといいますか,やはりといいますか,玉石混交でした。


書き手は,真面目に書いているのだと思いますが,自己出版をするときには,大きく2つ,気をつけたいなぁと思います。


第一に,改行,空白行の嵐で,内容がパラパラなものがあります。 一言で言えば,薄っぺらということになるのでしょうが,短い文章ですぐに改行。そして,その後,文章を続けずに,改行改行!(笑)。やっと文章が入ったと思ったら,またその後,空白行! 読みにくくて読みにくくてしかたありません。 知りたいことが全く入ってこないです。というか,書き手にちゃんと伝えたいことがあるのかどうかも不明な感じ。 こういう類の,Kindle Unlimited本,なかなかに多いです。


第二に,文章だけで書き連ねているものがあります。 ICT本です。新しい技術や操作を覚える本です。 なかなか言葉だけでは伝えにくいです。 言葉で伝えるにしても,相手に伝わるようにと工夫を重ねている方もいますが,中には,先程の例とは逆で,長文をずっと書き連ねていくだけという方もいます。小説や文学,そして,哲学や思想の書籍であれば,それもありだと思います(というか,そういうのが基本形かな)。しかし,ICTの技術系の本では,それはないでしょう(苦笑)。 本当に,読者に伝えようと思っているのでしょうか。 また,読者はその形態で理解すべしと思っているのでしょうか。 うーん,そういう読者もいるかもしれませんけど……。


私も,小島貴之さんと,出版社を通さず,個人出版という形でKindle本1冊を書いています。 【参照】学級経営の道標: 「世界最高の学級経営」に学ぶ手順の具体 (学級経営文庫)


出版社を通さないで出版するけれども,出版社から出す書籍と同等かそれ以上のものにしようと共著者の小島さんと相談しながら書き進めました。 書いた時点では,それなりの質のものを提案できたのではないかと思っています。 今後も,Kindle本を出していくつもりなので,今回の,体験をぜひ自分の記憶にとどめておきたいと思います。


Obsidianと(非エンジニア向け)Cursorを学ぶうえで自分が参考になったKindle Unlimited本

それでは,私が参考になったKindleUnlimited本を何冊か紹介します。

Obsidianでつなげる情報管理術【完成版】


私の中で最も役に立っているのがこの本です。 単なるObsidianの使い方を示すだけ,つまりハウツーものではなく,ツェッテルカステン(Zettelkasten)の考え方など,思考すること,記録すること,というのはどういうことなのかをしっかり考えた上で,その延長線上でObsidianの使い方を示してくれています。 ちゃんと,必要なときに,Obsidianのキャプチャ画面を挿入してくれていますし,一つ一つの操作に関して,手順をしめしてくれています。 Obsidianの肝ともいえる,便利なコミュニティプラグインも紹介してくれていて,私自身,今使っているコミュニティプラグインの多くはこの本で紹介してくれているものです。


ゼロから始めるObsidian〜AI時代の最強メモ習慣〜: 情報収集を「自動化」し、「書く」ことだけに集中する方法

この本は,ある企業内で,男女の先輩後輩が会話形式で,Obsidianの使い方を順序よく習得していく物語形式で学んでいきます。 ビジネス書などで,こういう類を目にしますね。 この形式をうまく取り入れていると思います。 できる女性先輩がObsidianを使っていて,あたふたしている男性後輩に対して,Obsidianの導入から始めて,どのようにしていくと仕事に生かせるか,という形で進めていくのです。こういう書籍は,マニュアルやハウツー的な技術習得の部分と物語(ストーリー)の部分のバランスが大切だと思いますが,なかなかいい感じで読みやすいし,紹介されている内容に関してはとても実用的だなと思いました。 基本,初心者というか導入向けの本だと思いますが,この本の終わりに向けてはAIとObsidianを上手に連携させて使っていくというようなところまで教えてくれていて,なるほど!と思うはずです。


Obsidian×AI 自動化の教科書: CursorやClaude Codeでメモを資産に! ChatGPT・Gemini連携で新時代の情報管理術

昨年末,CosenseからObsidianへの移行しか頭になかった私は,当初,AI活用など考えてもいませんでした,というか知っていなかったというのが正しいですかね(なかかに流行遅れですよね……苦笑)。 この本を手にして,おや?ObsidianとAI(特に,CursorのようなAIエディター)を組み合わせると,まるで,Obsidianの中にAIを組み入れたような感じで(実際は違いますよ),使うことができるんだ。普段使っている,GeminiやGensparkとはちがった面白さがある!ということを知りました。


思考を実装する技術:Obsidian × Cursorで、知の断片を価値に変える

そこで,ObsidianとAI(Cursor)の組み合わせを前面に出しているこの本を手に取りました。 この本も,先に紹介した「Obsidianでつなげる情報管理術【完成版】」同様,使い方と同等かそれ以上に,理論的なことにしっかりスペースを割いています。記憶の構造や理解するということはどういうことなのか。偶然,これもKindleUnlimitedで「記憶の深層 〈ひらめき〉はどこから来るのか (岩波新書)」を読んだのですが,こうした深い知見が書いてある書籍と結びつくような内容が数多く書かれています。私は,それにいちいちハイライトをつけながら読み進めていきました。 その上で,Cursorの導入から,本格的なObsidianと組み合わせての使い方を紹介してくれています。 この本を読むことで,「よし,Cursorも導入しちゃおう!」という気持ちになりました。


非エンジニアのための実践Cursor入門: プログラミング不要。 AIエディター「Cursor」で業務効率を劇的に向上。

Cursorを使っていくのに,1冊の本を読んだだけでは心もとないなぁ,他にKindleUnlimitedでCursorを学ぶのに良い本はないかなぁと探して見つけたのがこの本です。 「非エンジニア」と書いてあるとおり,プログラミングではなくて,ファイル操作や文章作成のためのものであることがわかります。Obsidianを前面に出していませんが,ObsidianのVault(保管庫)内のMarkdownファイルを操作すると考えれば,この本を読み進めることに問題はありません。 この本では,大きく,新たに2つのことを学びました。 一つは,Marpという,Markdown記述でスライドを作成できる方法です。この本に出会うまで,Markdown形式でスライド作成ができるなどとは知りませんでした。まだ,Marpを用いてスライドを作成したことはありませんが,今でもちょこちょこと情報を入手し続けているところです。これ,うまくなにかに使えないかなぁと考え中です。 もう一つは,Cursorでのルールの利用についてです。簡単に説明することは難しいのですが,(私なりの飛躍した解釈で説明すれば)GeminiのGEMのように,事前に,ルールやコマンドをCursorに覚えてもらうようにできます。ルールとコマンドを一緒にしてしまったのでは,ちょっとおかしいですが,事前にそのとおりに動いてもらうためのものと思ってもらっていいのではないかと(私は勝手に)解釈しています。 似たようなことを今後もするだろうなぁということに気づいたら,すぐにルール化しておくとよいです。私は,まだ,ルールというものをうまく使えていないのですが,UserCommandsには設定しています。こうすると,ある文脈で,「@」を入れた後,登録したコマンドを入力すると,それを実行するようにできるのです。これらの設定とか,便利な利用例などが書いてあります。 とても実用的です。


まとめ

繰り返しになりますが,サラリと学んだり,最新のトピックを学んだりするには,ネット情報がよいかもしれませんが,こうしてじっくり学ぶには書籍のほうがいいです。 KindleUnlimitedには,玉石混交の書籍が混ざっていますが,Unlimitedですので,デバイスに入れて,パラパラめくってすぐに「こりゃ,求めていたのとは違うな」と思ったら,すぐに読むのをやめればよいですし,返却すればよいのです。 いろいろと手にとってみてください。 なかなか,よい本もたくさんあります。


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