
デジタル人間のわたしが気に入って使っているメモ帳〜測量野帳〜

突然のアナログへ熱視線!
先日,SNSでもつぶやいたのですが,デジタル大好きで,何か活動をするにしても真っ先にデジタルでできることを考えようとするわたしが,最近,アナログに手を出しました。
それが,ボールペンとメモ帳です。
ボールペンは「Romeo No.4」。
メモ帳は「測量野帳」。
ここでは,「測量野帳」を紹介します。
測量野帳とは
測量野帳の基本データです。
コクヨが1959年から開発発売をしているミニノートです。
測量士をターゲットに作られました。
作業着のポケットにすっぽりと入るサイズです。
スーツ(メーカー等によるかもしれませんが)の内ポケットにもギリギリ入る感じではあります。
ぜひ,コクヨの測量野帳の公式ホームページを訪ねてみてください。
あべたかのお気に入り4点
15,6年前,アナログ文具に凝っていた頃(そういうときもあったのです……私),ネットでSさんに教えてもらって使い始めたのが最初です。このときから,メモ帳としての「神」だなと思っていました。
今回,アナログのメモに戻ってみようと思った時,メモ帳は測量野帳しか考えられませんでした。
気に入っているところは主に3つあります。
お気に入りその1
硬い表紙です。
鉛筆やペンで表紙をトントンと叩くと,コンコンと音が返ってきます。
そのくらい,硬いです。
なぜ硬いのがいいかというと,立ったまま記述できるのです。
わたしの仕事に寄せて書けば,授業を中心に観察や参観をしながら書く場面があります。
ストレスなく書けます。
最近も,ゼミ生の教育実習の授業観察や依頼された研究授業の参観等,気持ちよくメモをとることができました。

お気に入りその2
すぐ上の画像を見てください。
余白がまったくないのです。
隅々まで,筆記スペースとして書くことができます。
もちろん,自分で任意に余白スペースをとることができます。それは自由です。
とにかく,隅々まで書くことができるというのは気持ちいいです。
お気に入りその3
大きく見開くことができます。
これもすぐ上の写真を見てください。
あるページを大きく見開いたところを写真に収めています。
めいっぱい,開いていますよね。
これ,中央のページだからではなくて,どのページもここまで開くことができるようになっています。
ストレスなく,見開くことができるので,左右のページにわたって簡単に書き連ねることができます。
また,フラットスキャナで綺麗に読み取ることができます。
もちろん,スマホやタブレットのスキャナアプリで読み取るときも,見開きページを綺麗に読み取りやすいです。
アナログからデジタルへの読み込みがラクです。
お気に入りその4
紙質がいいです。
もともとが,測量士向けにつくられていたからでしょう。
少しくらい水がかかっていても撥水する感じのつよさがあります。
インクの裏写りも(もちろん,どんなインクを使うかによるでしょうが)あまり気にせずに使って大丈夫な感じです。
わたしの工夫
一番上の写真を見てください。
3つのメモ帳の写真があると思いますが,全て測量野帳です。
一番左が素のまま。
真ん中がビニールカバーをつけたもの
右がもうちょっとおしゃれに測量野帳用のカバーを買ってつけているもの
普段は,一番右のものを常時持ち歩いています。
(実は,YouTubeにアップしようと思って測量野帳その他の映像を撮影したものの,需要ないよな……と思って,削除してしまったので,詳しくは見せられないのですが)
このカバーに,2冊の測量野帳を入れています。
2冊,異なる役割に使っています。
また,わかりにくいですけど,一番右のカバー付きの測量野帳はペンクリップを独自に付けて,お気に入りのボールペン「romeo No.4」を一緒に持ち歩けるようにしています。
何でも書いて,時間がある時に見返す
わたしはデジタル人間で,デジタルの便利さに侵食されています。
わたしにとって,デジタルの便利さの一番は「検索できる」ことです。
雑多に書いてしまえば,検索できず,アナログにいらいらするときがありますが,それでも,頭の中のモヤモヤをモヤモヤのまま,ノートに書いておくこと,とりあえず,脳の中のものを可視化しておくことの貴重さを感じます。