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2年目を迎える学部必修科目「学級経営の理論と実践」の第1回目オリエンテーション
(最近,後光が差しつつある赤坂真二先生の魅力的な背中) 教員免許と直接は結びつかない学級経営を、必修で扱う意味 「学級経営の理論と実践」は、昨年度から始まった必修の科目です。教員免許要件そのものとは直接つながらないテーマを冠にした授業を必修にしているのは、珍しい組み立てだと思います。それが、上越教育大学の特徴のひとつでもあるのではないでしょうか。 現場では、学級経営を体系的に学ばないまま教壇に立ち、経験則で身につけていく——そうした流れを、大学の段階でなんとか扱いたい。赤坂先生や私たちがそう考え、開講に至った思いが、ひとつの形になった感覚があります。 もちろん、開講できたからといって終わりではありません。学生にとって本当に良い授業であるかは、内容を毎年吟味し続けなければわかりません。その意味で、目が引き締まる思いでもあります。 第1回はオリエンテーション。隣で見ていてもワクワクする始まり 2026年4月10日の1限目は、今年度最初の「学級経営の理論と実践」でした。第1回ということでオリエンテーションです。 科目の取りまとめ役である赤坂先生から、こ


「授業づくりネットワーク2026春in東京」ふり返り
久方ぶりの「授業づくりネットワーク春集会」 2026年3月28日(土),神保町の出版クラブ4階にて,久しぶりの「授業づくりネットワーク集会」を開催した。 毎年,成蹊大学を会場に,200人規模の集会を開いていたことが懐かしい。 ただし,今はそういう時代ではない。それらの事情,そして,授業づくりネットワークが向かう方向性を石川晋(授業づくりネットワーク理事長)が開式の言葉で語ってくれた。 今回は,自分が事務局側ではなく,講師(話題提供)としての参加だったが,今,私が私であることを形作ってくれた「授業づくりネットワーク」という組織の会合に今でもかかわらせてもらえることに感謝したい。と同時に,私のような年配者が,今でも「教育界の半歩先」を歩むことを信条にしている(と私が勝手に解釈している)「授業づくりネットワーク」の集会にかかわらせてもらうことに迷惑をかけていないか,いろいろと考えることがある。 今回の「授業づくりネットワーク集会」は特徴があって,全国各地で同日開催ということ。 私に関係するところでは,勤務する上越教育大学での開催,そして,自分の実家があ


次世代教員養成プログラムでヒドゥンカリキュラムを高校生に考えてもらいました
高校生に「大学の授業」を体験してもらう90分 2026年3月14日(土)、上越教育大学で実施している新潟次世代教員養成プログラムの一環として、高校生向けの授業を行いました。教員を志す高校生たちに、大学の授業を想定した90分間の体験をしてもらうものです。私が担当するのは学級経営の枠で、今回は 隠れたカリキュラム(ヒドゥンカリキュラム) をテーマに、演習を4つ組み込んで考えてもらう流れにしました。 教員に興味・関心のある人たちが集まっているからこそ、学校教育や教室空間、あるいは先生としてどう考えるか・振る舞うかといった、少し踏み込んだ内容を取り上げることができました。最初から最後まで身を乗り出すように授業に取り組んでくれていたのが、とても印象的でした。 ヒドゥンカリキュラムは、教室だけでなく日常にもある ヒドゥンカリキュラムと聞くと、教師や教室空間の中での「自分でも気づかない振る舞い」と想像しがちです。でも、これは日常生活にも一般化できる考え方です。 自分から与える側 :自分が何も考えずに過ごしている言動が、周りに影響を与えている可能性がある 受け取


学級経営学会第8回研究大会を終えて
学級経営をど真ん中に置いた唯一の学会 2026年3月7日(土)、日本学級経営学会の第8回研究大会が上越教育大学で開催されました。私にとって1年間のキャリアの中で最も大切にしている日のひとつです。 学級経営をど真ん中に据えて、研究と実践を発表し合い、積み重ねていく学会は、今のところ本学会しかないと自負しています。1日中、会場で学級経営を介した会話や話し合い、情報交換ができる。学級経営を大切に思う方々にとって、これほど貴重な場はありません。しかも、その情報交換の多くには「どうしてそのように考えると言えるのか」といったエビデンスが含まれる。感覚だけでなく、より一般的で持続可能な学級経営の技法や内容を得られる場であることも、本学会の強みです。 プログラムの流れと、毎年の楽しみ プログラムの全体の流れは,午前中の基調講演とシンポジウム、午後の口頭発表、そして昨年度から加わったポスター発表。第8回となる今年は、口頭発表55件、ポスター発表13件でした。 定番化していても、内容は毎年多岐にわたり、新しい顔ぶれが参加する。どんな情報が得られるか、どんな方々と知り


2025年度学習アドバイザーとして見えた学びの変化と次の一歩
(本宮市のキャラクターまゆみちゃんと,わたしの大切なキャラクターあべのべあ。仲が良い感じにみえますねぇ……笑) 今年度最後の学習アドバイザー訪問 2025年度,本宮市学習アドバイザーとして,市内の小中学校に何度か訪れてきました。2026年2月16日,パイロット校での職員研修会が,今年度の最後の仕事になりました。最も多く訪れた学校です。子どもたちや先生たちの成長の軌跡を,この1年でたくさん見せてもらったように感じています。 教室で見えた「穏やかな学び」 午前中は全学級の授業を参観させてもらいました。特別な授業ではなく,本当に日常の様子です。 ほとんどすべての学級で,子どもたちが黒板の目標に向かって,自分の心地よい関係性の中で学んでいました。1人で問題に向き合う子,教科書と問題を交互に見つめる子,隣や向かいの友だちに尋ねる子,自分なりの解き方を伝える子。こうした姿が,どの学級でも当たり前に見られました。突然の来訪にもかかわらず,です。これだけで,かなり凄いことだと思います。 「穏やか」が示すこと 教室に入った瞬間,子どもたちがグループや個別などいろい


日本学級経営学会第8回研究大会への参加申込が残り約1ヶ月となりました〜基調講演は川上康則先生。59件の口頭発表,13件のポスター発表
今年度の「日本学級経営学会第8回研究大会」は,上越教育大学で開催します。 2026年3月7日(土)です。 詳細は,学会ホームページをご覧ください。 2026年1月20日に,発表者情報と発表題目情報を公開しました。 【参照】 日本学級経営学会第8回研究大会開催要項|日本学級経営学会 今年度は,ここがすごい! 基調講演は川上康則先生! 今年の基調講演は,川上康則先生杉並区立養護学校主任教諭・立教大学兼任講師)です。 著書「教室マルトリートメント」「教師の流儀 正解のない問いを考える」などで,良好な学級経営を営んでいくために,大切な考え方や見方を,その都度提供してくださっています。 本学会で,ぜひともお話を伺いたいと熱望していた上での,ついに実現いたします。 川上康則先生とのシンポジウム! 川上先生の基調講演後,川上先生と赤坂真二(上越教育大学),関原真紀(上越教育大学),近藤佳織(新潟県公立小学校)でのシンポジウムを行います。 川上先生のお話を伺った後の,各自の専門的な見方からのやりとりは非常に楽しみです。 学級経営にまつわる多様な内容を相互に学べる


個性発動!〜めちゃくちゃ楽しんでいる自分の強みを生かす模擬授業
2025年の授業が終わりました。(2025年度の授業が終わったわけではありません) そういえば,今年度は学部授業のことを書いていませんでしたね。 年々,発信することに興味関心が少なくなってきているだけで,やることはやってます。 特に,実際,今年の学部2年生の「自分の好き,強み,こだわりを生かした活動的な模擬授業」は,過去に比べても最高!と言ってもいいくらいの内容です。 この授業は,自分の「好き,強み,こだわり」をしっかり見つめ,それをポジティブに捉えて,活動的な授業に変換していくということになります。 学生を見ていると,この中で「活動的に」というところに抵抗がない人達が多く,授業者として促すときも,学習者として参加するときも,どちらも,すんなりと行っているところが頼もしいです。 例えば, 漫才の「つかみ」の部分を,軽くやってみたり 替え歌を作って歌ってみたり プロポーズの言葉を仮想の相手に向けて語ってみたり 軽く集団ダンスの振り付けを練習して披露したり ドラマの一場面をみんなの前で披露したり 私が学生時分だったら抵抗があったかもしれないなぁと思う


2025年度,意欲的に取り組んできたパイロット校の素晴らしい成果〜本宮市学習アドバイザーとしてとてもとてもうれしかったこと
教職員の積極的な姿に感動! 2025年12月12日(金),福島県本宮市の岩根小学校にて,研究公開授業がありました。 私は,今年4月から,この本宮市の学習アドバイザーとして関わらせていただいていますが,この学校はその市の中でもパイロット校として特に積極的に関わらせていただいたところです(ちなみに,私が現役時代の最後の勤務校でもあります)。 パイロット校の内実というのが,実際あるとは思います。 つまり,実際のところどうなのか?ということですね。 この学校は,先生たちが,変化や成長に対してとても積極的な方々が多く,私が伺って,講座を進めたり,参観した授業に対してコメントを加えたりすると,食い入るように話を聞くと同時に,猛烈に自身の頭で考えて,近くの方々と延々と対話を続けるという方々が多いのです。 つまり,「ゆるやかマインドセット」「成長的マインドセット」の方が多いということなのでしょうね。 4月からそうだったわけではありません。 当初は,私が話題を提供する時間が長く,もしかしたら,毎回,聞くだけの時間を過ごす1年間になってしまうのかなぁ……。そうだった


福島県いわき市の小学校校内研修へ〜「学級経営を基盤とした授業づくり」より高みに向けた授業と学級に向けて
経緯 2025年12月5日(金)。福島県いわき市の校内研修講師として招かれました。 テーマは「学級経営を基盤とした授業づくり」。 昨年,初めて福島県いわき市の校内研修を行いました。 【参照】 日本海から太平洋へ〜福島県いわき市で初めての校内研修講師〜「対話」の理論と実践-学ぶ意欲の高い先生たちと共に|あべたか研究室 自分のベース(土台)の福島県で,様々な縁からお誘いを受けて各学校や大学,センターを訪れていましたが,いわき市での研修は昨年度が初めてでした。 そのきっかけが,大学時代の知人(それも自分のあこがれの人)だったことがうれしくてうれしくて,最初で最後という思いで,気合を入れて行ってきました。 そんな中,今年の夏,いわき市総合教育センターで学級経営の研修を担当しました。 【参照】 日本海から太平洋へ!福島県いわき市総合教育センター研修。約90名のみなさんと「主体的・対話的で深い学び」を意識した授業づくり|あべたか研究室 そこで,今回,昨年に続き,お願いしたいとの声かけ。 この夏の研修に参加していた方が多く,私から得るものは残っているかなぁ……


「学級経営実践セミナー2025in高知」4年越しの初対面開催〜心理的安全性を土台に方向性の定まったよりよい会でした
2025年11月29日(土)は,「学級経営学会✕心理的安全性を考える会@高知」主催の「学級経営実践セミナー2025in高知」でした。会場は,高知大学教育学部附属小学校でした。 とても良き会でした 明るくユーモアのある空気感の中に,引き締まった「良き会」だったと思います。 【参照】 第39回学級経営実践セミナー(高知)「どの子もが安心して過ごせる居心地のよい学級(学校)を目指して~心理的安全性の視点も踏まえて~」」|Classroom 流れとしては, 松山起也先生からの基調提案 中家和音先生,白石大樹先生からの実践発表(質疑応答のあと,各々へ,赤坂先生と私から10分程度のコメントを加える) 「どの子もが安心して過ごせる居心地のよい学級(学校)づくりのために大切なこと」をテーマとしたシンポジウム(藤崎先生と赤坂先生と阿部の3人を中心に) でした。 「引き締まった会」であった理由 「引き締まった会」であった,最も大きな理由は,セミナーづくりの背景にあります。 主催者として名前が書いてある「心理的安全性と考える会(高知)」という組織を地元高知で日常的に展


教育課程実践論で語ってもらう〜「特色ある教育課程・教育活動」
2025年11月4日(火)。 この日は,オムニバス科目(複数の教員で授業を担当する科目)の「教育課程実践論」(主に学部1年生対象)で私が担当する回でした。 テーマは「特色ある教育課程・教育活動」。 学校教育について学び始めた学生たちに,私の小難しい話を展開しても,そして,もはや10年以上前になってしまった私の教室実践をお話しても,あまり役立たないよなぁ〜と考えて,ここ数年は,実際に現場でご活躍されている方々をゲストティーチャーに招いて学生たちに聞いてもらうようにしています。 今回は,東京の公立学校でご活躍されている小島貴之先生をお招きしました。 小島先生は,これから本格的に自分事として捉えていくであろう学生たちに「教職」と「自分らしさ」という2つのキーワードをもとに,90分,ダイナミックに授業を展開してくださいました。 階段教室。150名程度の学生たち。 なかなかに大変なことだったと思いますが,理論,活動,そして現在小島先生が担任している学級経営,授業経営の様子などを交えながら話を展開していただき,(さすがだなと思うのは)その時々に,「教職」と「


日常が帰ってきた〜後期の授業の始まり
なんとなく,日常が帰ってきて,自分の仕事も生活も安定しそうな感じでいます。 今年度は,以前にも書いていますが,前期の期間中も,そして,8月9月と授業がない期間中も,大学外部の仕事が(私にしては)数多く入っていて,私の気持ちの中で落ち着かず,フワフワした気持ちで過ごす日々が続...


先生コネクトに原稿掲載「小学校の個人面談で保護者と信頼を築くためのコツと声かけ例を紹介」
朝日新聞社の教員向けサイト「先生コネクト」に今年度2度目の原稿を掲載していただきました。 タイトルは,「 小学校の個人面談で保護者と信頼を築くためのコツと声かけ例を紹介」。 【参照】 小学校の個人面談で保護者と信頼を築くためのコツと声かけ例を紹介|先生コネクト...


子どもたちとアドベンチャー・プログラムを楽しんだ1時間
本日(2025年9月30日)は,出前講座ということで,小学校5年生に「アドベンチャー・プログラム」体験のファシリテーターを務めてまいりました。 自分自身は,すでに実践者でなくなっていて,積極的に授業者として立たないようにしているので,本当に稀にこうした機会をいただくととても...


教職シンポジウム2025(岡山理科大学)終了〜持参した名刺で足りないほど数多くの方々とご挨拶できました
今年度予定している中では,最も西のお仕事であった「教職シンポジウム2025」が終わりました。 ちょっと雰囲気がわからない中,求められるタイトルと内容で,準備していったのですが,求められていた最低限の役割はできたかな……と自己判断しております。...


「長野講座」(長野県教育委員会・上越教育大学教職大学院連携講座)終了!〜みなさんの参加意識の高さに圧倒される〜
(なぜかボケてる) 2025年9月5日(火),長野県総合教育センターで開催の「長野講座」が終わりました。 今回は,ずっと願っていた「生方直先生」とご一緒できる講座でした。 私は,学校現場での生方先生のイメージと,学級経営というイメージ,そして,赤坂真二先生を師匠であるという...


第36回学級経営実践セミナー(新潟)終了!〜「個人商店」から「組織で支える学級経営」へ
2025年8月30日、昨年に続き2度目の「学級経営実践セミナーin新潟」に参加してきました。私自身、日々の実践の中で感じている課題意識と共鳴する、非常に示唆に富んだ時間となりました。今回のセミナーを一言で総括するならば、 「学級経営の個人商店化からの脱却」...


「第35回学級経営実践セミナー(兵庫)」終了!〜発表者最高!参加者との新しい出会い!そして私は……!
2025年8月23日(土)は,第35回学級経営実践セミナー(兵庫)でした。 さて,何から書きましょうか……。気づき,出会い,発見,といろいろとありすぎて……。 【参照】 第35回学級経営実践セミナー(兵庫)|日本学級経営学会 学級経営実践セミナー初の関西,兵庫,開催!...


燕北中学校区夏季小・中合同研修会「良好なコミュニケーションからの学級経営・授業経営」終了!〜参加された皆様の熱気が外よりも熱いくらいでした!
2025年8月22日(金)は,燕北中学校区夏季小・中合同研修会でした。対話や関係づくりコミュニケーションでのお話があり,考えた挙げ句,つけたタイトルが「良好なコミュニケーションからの学級経営・授業経営」でした。 本日,会場入りしたら,立派な垂れ幕が掲げられており恐縮しました...


夏休みオンラインサロン終了!(上越教育大学教職大学院 学級経営・授業経営領域)〜「これから先生になる人と先生になって間もない人のための学級経営入門」
2025年8月20日(水)15:00〜16:30は,私が関原真紀先生と共に担当する「これから先生になる人と先生になって間もない人のための学級経営入門」(上越教育大学教職大学院学級経営・授業経営領域主催)でした。 【参照】...
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