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教育実習の授業を見続ける1週間〜お世話してくださる学校と先生方に感謝

今週(2025年9月19日・金の週)は,毎日,ゼミ生から連絡を受けて,教育実習の授業見学に行っています。少し大げさですが,授業見学だけで1週間を終えてしまった感じです(ああっ,他の仕事が全く進まなかった……涙)。


私の役目といえば,必死になって子どもたちの目の前で授業を進めようとしている学生の姿を見守り,応援し,勇気づけてくること。

基本,それ以外のことはしません。


お世話になっている学校,そして学級の先生に指導を受けているのですから,私の考えでいろいろと勝手に話をしてしまったら,申し訳ないという考えでいます。


私の考え,そして,私達のゼミとは異なる指導観,授業観,学級経営観で学生を指導する方がいます(当たり前です)。うちの学生は,私のメッセージ性は低いとはいえ(と私は思っていますが),それでもなんだかんだいって私の空気感に浸っているでしょうから,その部分と異なる場合は違和感を感じるかもしれません。


だからこそ,学生にも伝えています。


私とは異なる考え方をもつ先生たちから指導,助言をいただけることはとても大切です。まずは,自分と関わってくださる,指導の先生の考え方をしっかりと受け取り,教育実習中は,その先生がよしと思っているような授業をめざしてがんばってみてください。その後,自分が教員になったとき,自分が自己判断していくときの判断材料として必ず役立つはずですから,と伝えています。


自分の思ったようにやらせてもらえる授業の幸せ感

それでも,いろいろと学校,学級を巡っていくと,指導の先生が「あなたのやりたいようにやってみてください」と言ってもらえている学生がいます。

幸せだなぁと思います。

ただ,学生にもよりますけどね。

自分の中でもともとやりたいことを持っている,考えがふつふつと湧いてくる,という学生にとって,楽しくてやりがいのある時間となることでしょう。

しかし,そういうものが一つもないという学生にとっては,なかなかにつらい時間になるかもしれません。


「やりたいこと」がある学生だったら,自分の想像を巡らせて,実際やってみて,「うまくいった!」「うまくいかなかった!」と実感を通して考えることができて,毎日の実習授業がハッピーになるに違いありません。


実際,(随分と昔の話になりますが)私が教育実習にお世話になったときがそうでした。


私が教育実習でお世話になった学校の担当の先生は,

「俺,指導と言われてもよくわからないから,君が自分なりに考えてきて,自由にやってみていいよ」

と言ってくださいました。たぶん,私を実習生として受け持った翌年,教頭先生になられた方だったと記憶しているので,現場としても経験を重ねて,指導ができないはずはないのです(笑)。

上のような言葉を使って,私に裁量を与えてくれたのか,それとも,自分の教室に教育実習生を受け入れたのはいいけれどもやる気がなかったのかもしれません(爆)。


どちらにしても,私は毎回の授業を自分が思ったように,「こうしてみたい」「こうしたらどうだろう」ということをいろいろとチャレンジできたので,教育実習中の授業がめちゃくちゃ楽しかったし,あっという間の教育実習期間だったことを覚えています。


私が授業をした後,形ばかりのご指導というか振り返りがあるのですが,

「ほうぅ〜,よくそういうこと考えたねぇ〜」

とか

「そんなアイデア,どこから見つけてきたの?」

などと言ってもらえたことを覚えています。

(まぁ,これで調子に乗った自分がいるわけですけど……。そういう意味では,やはり,私にやる気を出させるための,超指導術,というか確信犯だったのかもしれませんね)


主観と客観

とまぁ,大昔の私の話など,今ではなんの役に立たないかもしれませんが,それでも,上の話をきれいにかっこよくまとめようとするのなら,主観と客観を大切にしてほしいと思います。


つまりは,自分の思いと他者からのフィードバックですね。


自分の価値観や経験,思考からしか,他者からのお話をイメージすることはできないわけですけど,他者からのお話を耳に入れないと,視野狭窄になるといいますか,決して気づかないことはあります。


しかし,自分の思った通りのことを,うまくいくかいかないかは別にして,やってみて,体験してみて,感じてみないと「ああだこうだ」とは語れません。


今,実習生がどのような環境に置かれた中で毎日を過ごしているかは,想像するしかありませんが,どちらにしても,「学ぼう」と思えば,たくさんのことを学べます。

人生の中で,仕事人生の中で,たったの3,4週間です。されど3,4週間です。

学ぶことはたくさんありますし,学べる人はたくさん学べます。



最後に,実習生を受け入れてくださっている学校,そして指導の先生,日々,ありがとうございます。普段の学校教育活動業務に余計な業務を加えてしまって申し訳なく思います。少しでも日本の教育のため,地域の教育のため,役立つ人材を育てていきたいと思っていますのでご協力に感謝いたします。


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