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久々に「授業づくりネットワーク」に登場!〜ぜひ手にとってみてください

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授業づくりネットワークNo.51(通巻359号)が発売となりました。

今号のテーマは「関わりを大事にする授業とクラス」です。


久しぶりに私の名前も出ています。

学校現場から離れ,かつ,どちらかというと学級経営に軸足を置き始めてから,「授業づくりネットワーク」と少しずつ距離が生まれ始めてしまっていました。


でも,他の人がどう言おうが,「阿部隆幸」と言えば「授業づくりネットワーク」であり,授業づくりネットワークを通して関わってくださった方々が私の根本にあります。そうでなければ今の私がありえなかったくらい大切な存在です。


(とはいいながらも)なかなかね,貢献できなくなっていたのが現状です。今回も,私には難しいとお話をしたのですが,「役立てる部分がきっとある」と理事長の石川晋さんがおっしゃったので,大丈夫かなぁとめちゃめちゃ心配しながら関東座談会に参加させてもらいました。

結果,うーん,どうかなぁ……です。

役立ってる?自分?

という感じです。

うまく客観的に見られないので,みなさんが判断してくださいませ。


とにもかくにも,「関わり」について熟考した本書です。

とはいっても,「どうやって関わらせるか」とか「関わらせる方法」のようなマニュアルやアイデアやアクティビティ集ではありません。


「関わり」そのものに焦点を当てて,それぞれの立場から,考えています。

単なる方法ではなく,その先を問いたい方々にとっては,考えを揺さぶられるより良い本になっているのではないかと思います。

ぜひ,みなさまの実践の足元を見つめるために使ってみてください。


書籍情報

特集:「関わりを大事にする授業とクラス」

個別最適化への傾倒、コロナ禍による人と関わる経験の少なさ、急速なICT化、働き方改革の促進等を背景に今、子ども同士、大人同士の「関わり」が希薄になってしまっていないだろうか。

学校は、多様な人たちが集まって学ぶ場だ。

授業で、クラスで、「関わり」の中で育てる価値を理論と実践を通して問う!


■目次

巻頭座談会

関わりが成立するには何が必要か

阿部隆幸×伊垣尚人×松久眞実×吉岡明子


巻頭言

個別化の前提に協同があるはずなのでは? 石川晋


Part1 今だからこそ、関わりを問う

今そこにある関わりに目を向ける 渡辺貴裕

仲間との関わりの中で学びを深める「協同学習」 サルバション有紀

学校での「関わり」で育む、生きる意欲 牧郁子

折り合う体験と『私たち』モード 髙原浩

冒険のプログラムでクラスを立て直す 松木正


誌上レポート

とっくんの「作家の時間」を 「協同」の視点から観てみると 甲斐﨑博史


Part2 授業・クラスづくりを協働(協同)の視点で再考する

学校の本分は、「協働」を体験すること―アイスブレイクの考え方を活用した事例から 江越喜代竹

「協働的な学び」は、「ミニ活動」から始めよう 山川晃史

人間関係形成能力を育成する授業のあり方 岡田順子

子どもたちが、ゆるやかにつながるために 高田有香

UDLで、違いがあることを認め合い、共に学びをつくる学級へ 北森恵

推しでつながる教室―違うからこそつながる 木場涼介

国語でものづくり『大造じいさんとガン』 酒川雅美

五行歌で紡ぐ授業・クラスの物語 小日向恭平

学習記録で関わり合う授業を育てる 米田真琴

「発見考図鑑」をつくる 長屋聖慰

理科探究における「関わり」の探究―教師と生徒、共に学び育つ8年間 深谷新

「弱いつながり」が生み出す関わり―ICT環境における協働の可能性― 渡辺光輝

インプロを通して、人と人との関係性を学ぶ 直井玲子

「ダンプレ」で起きていること・その要因 小出學

同じ学校の教員同士の関係づくり 田中雅子


Part3 協働(協同)を考えるときに読む本

入尾康太/佐治麻里子/小島章子/大森由夏/上野由紀子/堀端優也/平山雅一/奥井貴仁




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