新刊です!単著です!
2024年12月,私の新しい本が出ます。単著です。
皆様,ぜひ,下のリンク(Amazonにジャンプします)からお買い求めください。
冬休み,年末年始はみかんを食べながら,この本を片手に理論と実践を手に入れてもらって,年度末に向けていろいろと試してもらえたらうれしいです。
今まで,編著や共著が多かった私ですが,珍しく単著です。
「ウェルビーイング」「学級経営」「ポジティブ心理学」と私が文章に書いて整理整頓してみたかった内容を書かせていただきました。こうした環境を整えていただけたことに感謝いたします。
今までの本と書きぶりが違うんです!
単著というスタイルも私としては珍しいのですが,それに加えて,書きぶりも今までの私の書籍とは趣を異にします。読み物調で読み応えたっぷりに書いています。とはいいつつも,単調な書き方にならないように工夫して書いたつもりです。従来とは異なる刺激的な提案も書いています。その際,私の単なる思いつきではないことを示すため,数多くの論や主張,エビデンスを踏まえて書きました。それゆえ,引用も多めです。私の文章をもとに,しっかりもととなる考え方をたどることもできます。
今年の6月,7月,8月,9月は,この本の執筆に明け暮れました。
今現在,私が考える「学級経営」に関するあれやこれや……と全てのことをここに入れ込みました。間違いなく私の代表作です。今後は私の発言,授業,セミナー,講座等々はこの書籍をもとにして構成されていると思っていただいて間違いありません。
ですので,もし私に声をかけてみようかなと思っている方は,この本に目を通して私のことを判断してもらえたらと思います。この本を読んで「なるほど」と思えた方はぜひわたしに声をかけてくださればと思います。
本書の特長
以下,本書の特長と私なりの思い入れを思いつくままに書き連ねてみます。
「ウェルビーイング」「学級経営」「ポジティブ心理学」それぞれの解説に加えて,これら三者の関連を書いている。
今後,「ウェルビーイング」「学級経営」「ポジティブ心理学」を結びつけて教室実践をしていくことが大切だとわかる。
最近,セミナーや雑誌等でチラチラと紹介している「学びのモデル(サイクル)」の全貌と詳細なしくみ,考え方がわかる。
【参照】例えば,授業UD研究(第17号 2024年)で軽く説明しています。
「学びのモデル(サイクル)」を活用して「ウェルビーイング(になる仕組み)で教える」ことができるようになる。
ポジティブ心理学のエビデンスを中心に「ウェルビーイング(になる仕組み)を教える」技法やエクササイズを知り,使えることができるようになる。
自身も学級の子供たちもウェルビーイングに向かっている学級経営を進めている先生へのインタビューを通して,ウェルビーイングな学級経営の日常の様子を見立てることができる。
私の中での売出中「学びのモデル(サイクル)」を詳細に説明
久しぶりの単著ということもあり,一文一文,一語一語,魂を込めながら書く勢いで進めました。ですから,どの部分もどの文章も印象深いのですが,その中でも「学びのモデル(サイクル)」に関して存分にスペースをとって,私の考え方から始まり,この仕組みがどうなっているのか,そしてこの仕組みを学級経営で用いていくとしたらどのようにしていけばよいのかという実用面での解説なども入れて書けたことに満足感を得ています。
また,この「学びのモデル(サイクル)」がウェルビーイングを目指すポジティブ心理学の考え方や進め方にしっかりフィットしていることも改めて確認できて,皆様にもわかりやすいように提供できたのではないかと考えています。
Amazonでの宣伝文から
ポジティブ心理学はウェルビーイングな学級経営のためにどう活用することができるのか?
ポジテイブ心理学による「学びのモデル(サイクル)」により、学級経営が抱える諸問題の解決策を提示する!
本書は、「学級経営」を理論と実践を結びつけて考えられるように「あり方(観)」「考え方(論)」「進め方(術)」「振る舞い方」という構成にしました。「あり方」は、これからの学級経営に求められる大切な視点を八つ取り上げて説明しています。「考え方」は、この八つの視点を一つに包含する考え方として本書の核になる「学びのモデル(サイクル)」を説明しています。これを用いて進める学級経営を「ウェルビーイング(になる仕組み)で教える」としました。「進め方」は、主にポジティブ心理学のエビデンスをもとに、「ウェルビーイング(になる仕組み)を教える」技法やエクササイズを紹介しています。「振る舞い方」は、私から見ていつも元気に学級経営を進めている先生へインタビューを行い、実際の現場からウェルビーイングを結びつける試みをしています。――はじめにより
今後,本書をもとに,あんなことしてみたいなぁ,こんなことしてみたいなぁと,妄想しております。その前に皆さんに手にとっていただき,みなさんの様子を見てみたいなぁと思っています。一人で空回りしても仕方ありませんからね。
まずは,みなさん手に入れてみてください。理論も実践もどちらもバランスよく入手できて,かつ,連動させたつもりです。素直にこれからの教室実践ができるのではないでしょうか。
この本を片手に,ウェルビーイングな学級経営を目指しましょう。
Comments