
久方ぶりに新しいスマートフォン(GooglePixel7)を手に入れ、今どきのスマホライフを楽しんでいます。
今、わたしの中でハマっているのは、「Audible」と「キャッシュレス決済」。
ひとりでスマホひとつでコンビニに入って、スマホで買い物をしたときは、どれだけ興奮したことか……(オイオイ……苦笑)。
この、キャッシュレス決済に関しては、いろいろと思索をめぐらしているところで、また後で書きます。
本日は、Audible。
イヤホン<Google Pixel Buds Pro>を入手
せっかく、新しいスマホを買ったのだからと、今まで買おうと思って躊躇していたイヤホンを手に入れました。イヤホンもたくさんのメーカーからたくさんの商品が出されていて、迷うところでしたが、「Google Pixel」を手に入れたのだからと、「Google Pixel Buds Pro」を入手。
SONYのウォークマンが大ヒットした当時、いやその以前から「音楽」は聴いていましたが、ヘッドフォン、イヤホンで「音を楽しむ」ということはしてきませんでした。
だいたい、田舎に住んでいるわたしは音楽は自分の部屋でステレオで大音量で聴くことができましたし(たぶん、近所迷惑だったとは思います)、どこかにでかけているときは友だちと話したり、街の音を聴いて歩くことが好きでした。
高校、大学とあんなに身近に音楽がある生活をしていたくせに、教員になったときから全く音楽を聴かなくなりました。もちろん、カラオケに行ったり、テレビの音楽番組で聴くくらいはしていましたが。
あっ、わたしは「音楽を求める人間」ではないのだとしばらくして気づきました。
(もちろん、喫茶店等で落ち着いた音楽が流れていると気分が良くなるなど、人間らしさは持ち合わせていると思います)
イヤホン入手はAudibleのため
そんなわたしがどうしてイヤホンを買ったのでしょうか。
それは、Audibleのためです。
Audibleとは以下です。
いつでもどこでも聴くだけで読書ができるオーディオブック。 移動中や作業中などが読書の時間に。 https://www.audible.co.jp/
このブログにも何度か書いていますが、わたしはAudible大好き人間です。
上越と福島を独りで行き来するのが大好きな私ですが、それは、Audibleを車内で聴きながら移動できるからという理由があります。
イヤホンを手に入れてからいつでもどこでも人前を気にすることなくAudibleを楽しむことができるようになってしまったがゆえに、Audible依存が加速しています。
もはや仕事している時以外はAudibleって感じ
今や仕事をしている時、寝ている時以外は、ほぼAudibleという感じの生活をしています。
テレビ(もともと宿舎にはテレビはないので、TVer視聴でしたが)もYouTubeもSNSの読み書きもしません。
Audibleで十分です。
聴くは小説、読むは実用、学術書
Audibleはポッドキャストのようなものも出していますが、基本は、「本を読み聞かせてくれる」サービスです。
Audibleを利用することで「本を読む」と「本を聴く」との2つの選択肢ができたことになりますが、わたしなりの使い分けをしています。
わたしは、Audibleの会員には2017年4月1日になっています。
その当時は、実用書(例えば、ビジネス書)を主に聴いていました。
例えば、ドラッカーやカーネギーやコヴィだったりですね。
これら「定番」と言われる本を何度も繰り返し聴いて、自分の中に、言動に取り込もうとしていた時期があります。
ある時期から、やめました。
「疲れた」し「流れて行っちゃう」し「脳が収縮する」感じがしたからです。
そして、小説を聴くようにしました。
その瞬間、(もともとAudibleはいいなぁと思っていた自分ですが)めちゃくちゃハマりました。
Audibleのいくつかある魅力の一つに、「読み手」の存在があります。
「プロの読み手(いわゆる声優)」や「演技のプロ(いわゆる俳優)」さんが、作品によりますけど、独りでまたは複数人で読み上げてくれます。
読み手には例えば、松坂桃李さんや高橋一生さんなどがいらっしゃいます。
声優でも、有名な方がおられると思いますが、何分、わたしは知っている声優がいないのでなんとも言えません。
レビューを読みますと、「読み手」の良し悪しを書いている方もいるようですが、読み手によっての多少の差はあれ、どの作品も「とてもよい」です。
もちろん、「この声が好き」みたいのはありますけどね。
で、これ、実用書などのように筆者の主義主張を書いてある文章を読み上げる作品よりは、小説のような物語(ストーリー)を読み上げる作品のほうが断然いいです。
あっ、好みによると思いますがね。わたしは、とっても好きです。
地の文はともかく、会話文とか心の中などを語る時、当然ながら読み手は声を変えて読んでくれます。まるでラジオドラマを聴いている感覚です。
もう一つのAudibleの魅力は価格
最後に、Audibleのもう一つの魅力を語っておきます。
それは、価格です。料金設定です。
Audible会員になると、30日の無料期間を経て毎月1500円のサブスク設定となります。
こうなると、12万冊以上の聴き放題作品は、文字通り聴き放題になります。
この「聴き放題作品」は、数ヶ月前に出版された人気作品が含まれています。ですから、わたしは月1500円以上の金額を出してAudible作品を聴くことはありません。
この1500円で、魅力的な小説が聴き放題(読み放題)になるのです。
例えば、今、聴き終えたばかりの作品は、呉勝浩(著)「爆弾」(講談社)です。
これ、書籍、またはKindleで買うと1980円です。
しかし、Audibleの聴き放題作品に入っているので、月1500円の範囲内で聴き終えました。あとで、感想を書きたいと思いますが、噂の通りめちゃくちゃおもしろかったです。
そして、今、聴き終えた後にすぐに、凪良ゆう(著)「汝、星のごとく」(講談社)を聴き始めました。
これ、書籍で買うと1760円、Kindleだと1705円です。
でも、先程のAudible聴き放題作品に入っているので、月1500円の範囲内で聴けます。前の作品に引き続きですから、これだけで、1980円+1760円ー1500円=2240円のお得です。もちろん、この後も今月中に聴き終えれば、お得が増え続けます。
ちなみに、この「汝、星のごとく」という作品をAmazonで見ると、Audible価格3500円と表示されますが、これはAudible会員になっていない人向けの価格ですね。ですから、会員になるといかにお得かということがわかります。
他社サービスもあるのでご自分で調べてください
今の世の中ですので、競合サービスはあるようです。
例えば、audiobookとかですかね。
ここに関しては、どちらのほうがお得だとか、どちらのほうが冊数が多かとかは調べていません。わたしは、Audibleで満足している形ですから。
これから、この類のサービスに手を出してみようと思っている方は、自分好みはどれか調べてみるのもよいかもしれません。
実際の読書に比べたAudibleのデメリット
Audible生活に慣れてしまったために、最近、小説は読むものではなくて聴くものに変わってしまった私ですが、実際に「読んだ方が(読書したほうが)良い」と思うことももちろん、いくつかあります。
一つに、自分のペースで読み進められない
実際は、自分のペースで読み進めることはできるのですけどね。一応、「◯倍速設定」というのがあるので、早く聞きたい人、遅く聞きたい人、自分なりの調整が可能です。
しかし、せっかく声優さん、俳優さんが読み上げているので、わたしは1倍速で聴いています。そうなったときに、そのペースで聴き続けなければならないという縛りができます(まあ、自分の方針を変えればいいだけなのかもしれませんが)。読書は、自分のペースで早く読んだり、遅く読んだり、自由自在ですよね。で、そうしても何ら不自由は生じません。
二つに、手持ち無沙汰になる
耳だけを持っていかれるので、他は基本自由なんですよ。ですから、交通渋滞がない自動車運転中とか歩道を歩いているときとかはとてもとても便利なのですが、室内でAudibleを聴き始めると一気に耳以外の五感がどうしていいのか困ります。
わたしは作品に集中したいと思いますが、その時、空いている手や足がもったいない感じがしますしね。
とにもかくにも、イヤホンを手に入れて、Audibleに身も心も持ってかれているわたしの近況報告でした……(^0^;)。
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