突然のアナログへ熱視線!
先日,SNSでもつぶやいたのですが,デジタル大好きで,何か活動をするにしても真っ先にデジタルでできることを考えようとするわたしが,最近,アナログに手を出しました。
それが,ボールペンとメモ帳です。
ボールペンは「Romeo No.4」。
メモ帳は「測量野帳」。
ここでは,ボールペンを紹介します。
動画で全体像を知りたい方は,以下をどうぞ。
(お気に入り文具YouTuberのレビュー動画です)
Romeo No.4の全体像
少し高額の多機能ボールペンです。以下の特徴があります。
明治34年創業の老舗文房具屋「伊東屋」が開発,販売しています。
1914年から100年以上続くロメオシリーズの4番目のブランドです。
定価は2022/06/18現在,5,500円とボールペンの中では高額の部類に入ります。
リフィル(替芯)はジェットストリームが使えます(わたしはすでにジェットストリームを使っています)。
持ち手の部分が「クロコグリップ」「レザーグリップ」「カーボーングリップ」の3種類があります。わたしは,カーボングリップを購入しました。
使いたい色の表示がされている部分を上に向けて,ノック部分を押してペン先を出すという「振り子ノック式」という方式で色を変えます。このギミック感がたまりません。
Romeo No.4のお気に入りポイント
5000円を超すようなボールペンを使ったことがないので,それだけでありがたみを感じて,大切に扱うとともに,本来の感覚以上に過大評価をしている部分があるかもしれません。しかし,とても気に入っていて,用もないのに,Romeo No.4を手に持っているという「今」です。
では,お気に入りポイントを書いていきましょう。
お気に入りポイント その1
「振り子ノック式」と(たぶんその効果による)ボディの細さ
上の動画で是非見ていただきたいのですが,初めて「振り子ノック式」を知る人にとっては驚く感じではないでしょうか。普通,多機能ペンといえば,色別にノックする部分があってそこを押してその色を使うということになると思います。このRomeo No.4はその色別に押す部分がありません。にもかかわらず,多機能ペン(3色+シャープペンシル)なのです。
すごく面白いです。意味もなく,色を変えたくなります。
やりすぎてこわれないように,自制しています(笑)。
たぶん,この機能のせいで,多機能ペンでありがちな,「多機能ペンはボディが膨らみがち」という見た目を抑えてくれていると思います。多機能ペンにも関わらず,見た目が非常にスタイリッシュ。
お気に入りポイント その2
持った時のしっくり感が絶妙。
Romeo No.4はグリップが3種類あります。
わたしは,カーボンを購入しましたが,ネットを検索するとクロコ革の評判が高いようです。使い続けることで,革の部分がいい感じに変化してくるからということでした。
そうだったか……と今更ながら,もう少し検索してから購入スべきだったと思いますが,そうだったとしても,持った時のしっくり感は(わたしにとっては)絶妙です。
ぴったりきます。
これも上の動画によればですけど,一般よりは重いということでしたが,そうなのかぁ……という感じで,わたしは感じません。
まぁ,わたしの用途はあくまでもメモなので,長文を書くとなれば本格的にPCに向かってしまいます。原稿用紙を何ページも書くというようなことをしないので,そういう用途に向くのかどうかはわかりません。
でも,いい感じです。
持った時の重さのバランスってあると思うのです。
それがわたしにあっているのでしょうかね。
また,これも上の動画では,クリップ部分が持つ手に干渉してしまい,ちょっとマイナスかも……とおっしゃっている部分があります。
この感覚は,わたしとは真逆です。
実は,わたしの最もRomeo No.4を気に入っている点は,クリップ部分が自分の手に触れたとしても全く気にならない点にあります。これは,購入して使い始めてからわかったのですが,これをしってとても感激しました。
「やっぱり,高いペンってそうなってるんだぁ……」
と一人勝手に納得していましたが,動画を見るに,偶然,わたしだけがそうだったのかもしれませんね。
頭の中のことをすかさず可視化するのにアナログは心地よい(あくまでも2022/06/18現在……笑)
とにかく,なにか頭の中に「浮かぶ」とすかさず,Romeo No.4を持って測量野帳に書き出しています。これって,デジタルでは味わえない感覚です。
すぐに,スマホのメモ帳やiPadmini6のGoodNotes5に書こうと思っても,なんともいえない取りこぼし感覚がありますね。
もちろん,その後の「検索」とか「あることとあることを紐付ける(関連付ける)」ということに関してはデジタル(ここは,Scrapbox推しね……笑)がいいのですけどね。
自分自身の知的アップデートのために,あらためて「測量野帳+Romeo No.4」を伴った旅をしばらくの間,続けてみます。
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