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執筆者の写真あべたか

2024年私の中のベスト映画「十一人の賊軍」(11月17日現在)


今年は,自分の映像欲熱が低いのかどうなのか,なんだかんだと例年よりも忙しくて私生活に余裕がないのもあるのかな,あまり映画を見に行っていません。


そして,今年度の映画予告等を見ていても,あまり見たいと思う映画が今年度はあまりないのが事実。(歳を重ねて,映画の好みも変わってきているしね)。


そんな中,この映画は見ておいたほうがいいかなぁ……という直感の中,見てきて大正解だったのが「十一人の賊軍」でした。


福島で見てきたので,家族を誘ったところ,妻と母は賛同。息子は好みが合わなそうということと今ゲームに忙しいらしく家に残ることに。

妻と母も,視聴後,「よかった」と唸っていました。


映画館に向かう自動車中の中で,妻と若干の映画論の交流。

そもそも,映画館で映画を見ることに意味があるのか,将来は映画館はなくなっていくのではないか……というようなことを妻が言っていて,私はなんの根拠もなく,「映画館で見てこその価値や意味がある作品があるんだよ」みたいなことを妻と激論(笑)をしていました。


結果,この映画は,うまく表現できませんが「映画館でこそ見るべき映画」です。

映画館の室内の大きさ,座席配置がよくわかっていなかったので,連続して座れる3席を予約したのですが,少し後ろ過ぎたので,もっと前でもう少し迫力を楽しみたかったです。




−−−−以下,少々ネタバレあるかも−−−−−




視聴後,すぐに頭に浮かんだことは,

  • なんと救われないストーリーなんだ

  • 迫力と描き方から,映画でしか表現できないし,それを感じられるのは映画館だからこそだね

  • でも,こうするしか(映画として)終わらせることはできなかったのかな

  • 新発田が舞台ということに,いろいろと意味があるんだね

  • 家老はあまりにも卑怯すぎる

  • でも,家老は家老なりの正義(守るべきものがあって)のために必死だったのだろう

  • 人それぞれの正義は違う。その正義のために必死で生きている。

  • 戦いの場面での,仲野太賀,そして,老いた罪人役の本山力さんの剣術というか,太刀筋がとても素晴らしかった,そして美しかった,鬼気迫るものがあった。


まだまだ,もう少し時間をかけて噛み締めたいと思います。

いい映画に出会うと,後を引きますね〜〜。



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