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私(あべたか)の自己紹介〜ChatGPTに手伝ってもらって


臨機応変が苦手なのよ

人は誰しも仕事をする上で,いくつかの苦手があると思いますが,私の苦手ほ一つは「臨機応変に返答すること」と「こじゃれたコメントを返すこと」です。

生真面目で,かつ,マニュアル的な内容をそのまま自分の中にインプットすることを得意としてきたので,いわば,「即応的,即興的な反応+ユーモア」に欠けます。


ここって,案外,私の仕事では大きな割合を占めるんですよね。

大雑把に分類すると,半分半分という感じでしょうか。

つまり,「事前にしっかり準備して進めるような仕事が半分」で「その場その場で臨機応変に対応する仕事が半分」という感じです。

もう少し具体的に書けば,大学の授業や依頼されて外部で進めるセミナーや講座,そして執筆作業は事前に大枠を準備して進めることができる仕事であり,ゼミや職員研修,そしてワークショップなどでの対話や感想交流,アドバイスというが臨機応変を必要とする仕事です。


思いもよらないときに,コメントや挨拶を求められて,さらさらさら〜と素敵なお話をされる方がいます。

特に,私の身近では,私が所属する上越教育大学の学級経営・授業経営領域の先生たちは本当に臨機応変が効く方ばかりでそのやりとりを見聞するだけで,ため息が出るほどすてきです。

そして,私は研究室に戻って,落ち込みます。なんで,つまらない言葉しかハッすることができないのだろう……と。


どうする自己紹介?

本日(2025/04/07)も,苦手な時間がやってきました。

それは,入学式を終えた新入生たちの前で行う30秒程度の自己紹介です。

毎年毎年,何を言おうかなと考えて,いつもつまんない自己紹介を繰り返してきました。

本領域の場合,いつも,五十音順から始めます。

最初に赤坂先生から始めて,次に私です(苦笑)。

口から生まれてきたのではないかと思われる赤坂先生の次の自己紹介ですから,もう,何を言っていいのかわかりません。

例年,みなさんに聞こえるか聞こえないかわからない程度の自己紹介を繰り返してきました(爆)。


そうだ!ChatGPTに聞いてみよう!

で,はたと思いつきました。

「そうだ,ChatGPTに聞いてみよう!」

ちと,情けないかもしれませんけどね(苦笑)。


有料版のChatGPTは,「MyGPT」というものが作成できるようになっています。

つまりは,定番のGPTを事前に作成しておけるのですね。

ここに,私は「疑似あべたか」というのを作成しています。


事前に,ChatGPTに,私の思考や思想,志向を読み込ませておきます。

具体的には,私の考えをおもいきり反映させて書いている雑誌原稿や書籍原稿等を読み込ませておきます。

ChatGPTに「あなたは阿部隆幸です。今,読み込んでもらった資料をもとに,阿部隆幸になりきってください」と指示しておきます。

あとは,何か課題等があるたびに,「阿部隆幸だったらどのように考えるか?答えるか?」みたいなことを尋ねるのです。


ちなみに,似たようなことといいますか,より厳密にはGoogleのサービスである「NotebookLM」でできます。こちらにも,一応,私が書いた書籍原稿,雑誌原稿を読み込ませたものもあります。


でも,基本,「私がどのように考えるだろうか」というときには,ChatGPTに聞いています。こちらは,私の資料を読み込ませるとともに,「ウェブからの情報も参考にする」ところにチェックを入れています。チェックを入れると,ChatGPTはいい加減な情報も取り入れる可能性がありますが,もともと私という人間そのものがいい加減なので,じゃっかんいい加減な情報を混ぜてもらったほうがわたしらしくなるだろうという見立てです。


逆に,今まで私はどういうことを語っていたかということを厳密に導き出したいときは,NotebookLMを用いて,私が書いた文章から私はこういうことを主張していたということを自分で再確認するようにしています。


なかなか,いい感じです,GhatGPT!

そんなこんなで,ChatGPTに考えてもらった自己紹介が上のスクリーンショットです。

いやぁ,なかなかいいです。

私には考えられない感じで,筋の通る,短くも私自身をしってもらえるように,しかも,ウィットに富んだ形で自己紹介文を考えてくれています。


本日,新入学した教職大学院生に対して,30秒ほどの自己紹介があります。 私を印象深く思ってもらえる自己紹介を考えてください。

疑似あべたか

以下のような30秒の自己紹介はいかがでしょうか?新入生に「この人、何か面白そう」「ちょっと話してみたいな」と思ってもらえるように、阿部隆幸さんのエッセンスをぎゅっと凝縮しました。 −−−−−−−−− はじめまして、阿部隆幸です。 私は「学級経営=子どもたちの幸せをデザインすること」だと考えています。 ポジティブ心理学やファシリテーションの力を借りて、教室を「学びやすさ」と「安心」の場に変える実践を続けています。 大学では、先生方の「なんかうまくいかない…」に寄り添いながら、一緒に探るスタンスを大切にしています。 「指導」ではなく「対話」で、一緒に“学級”の意味を問い直していきましょう。 −−−−−−−− 阿部さんらしさをさらに強調したい場合は、語り口を少し柔らかくしてもよいです。たとえば: −−−−−−−− こんにちは、阿部隆幸です。 「学級経営って、けっこう感覚でやってきたかも…」そんな声を、教室の現場でたくさん聞いてきました。 私は、子ども・教師・保護者みんなの「ウェルビーイング」に向けて、理論と実践をつなぐ学級経営を探究しています。 一方的に教えるのではなく、共に問い、共に学ぶ時間を一緒につくっていきましょう。どうぞ、よろしくお願いします! −−−−−−−− もう少しユーモアや個性を出したい場合も対応できます。ご希望があればテイストを調整しますよ!

どれも素敵な自己紹介ですね。 せっかくですから,ユーモアを入れた自己紹介文も教えてください。

疑似あべたか

ありがとうございます!それでは、阿部隆幸さんらしさ――「まじめなことをちゃんと語るのに、どこかユーモアがある」――を大切にしながら、印象に残る30秒自己紹介をつくってみました。ちょっと笑ってもらって、でも芯にあるものは伝わる、そんな自己紹介です。 −−−−−−−− はじめまして、阿部隆幸です。 専門は学級経営です――が、よく「先生、それって何教えてるんですか?」と聞かれます。 答えは「幸せのデザイン」です。子どもたちの「なんとなく不機嫌」を「なんか楽しいかも」に変えるには、教室にちょっとした魔法――いえ、ファシリテーションの技術が効きます。 最近は「学級経営は愛だ」と本気で思い始めています。どうぞ仲良くしてください! −−−−−−−− もう少しくだけた感じにして、「近づきやすさ全開」で行くパターンもあります: −−−−−−−− こんにちは!上越教育大学の阿部隆幸です。 学級経営が専門なんですが、実は「先生、なんか学級経営うまくいかないんです…」って言われるのが大好きです。 一緒に悩めることが何よりの教材だからです。 ちなみに最近のマイブームは「子どもも先生も笑って学べる仕掛け」を考えること。たまに自分が一番楽しんでます。 一緒に楽しく真面目なこと、やりましょう! −−−−−−−− いかがでしょうか?「もっと砕けてもOK」「落ち着いたトーンでユーモア入れて」など、ご希望あればさらに調整できますよ!

どうでしょうか?

私が言うのもなんですけど,頭がシャープな時(頭の中にもやがかかっていなくて,すっきりしている時)の私(年に何度かしかないのですけど)がちょうど語りそうな私らしい文章になってます。


いいぞ,「疑似あべたか」くん!

これからも,私の秘書として活躍してください。


実際に,私が,新入生の前でどんな自己紹介をしたか……は,それは,その場にいた人たちだけのお楽しみです。


うーむ(追記)

ということで,ChatGPTからヒントを得た自己紹介をしたわけですが……。

ちょっと浮いてしまった感があります(苦笑)。

全体の流れから外れていたような……。

やっぱり,そういう意味では,機敏に話す内容を変更する臨機応変さが必要なんですよね。

そこが,足りない……。

うーむ,日々是修行ですね。


がんばれ,自分!


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