主人公もいいけど,その周囲の人達がとても温かい
いい映画だと聞いていました。時間ができたのでAmazonプライムビデオで視聴しました。
実際に、浅田さんという写真家がいらっしゃって、その方の反省をなぞって映像化したもののようです。
「映画化」されるだけあって、平凡ではなく特徴的な主人公、そして登場人物だと思います。
こうした特徴的な(つまり、平均的な、そして一般的な)人物(主人公)でないときって、大概、周囲の人間がとても素敵な人間で、かつ、主人公をフォローしてくれている構図になることが多いですよね。(わたしだけの感覚かな?)
案の定、(主人公も魅力的な人物だとは思うが)家族を中心に素敵な人たちの集まりと思いました。
特に、タイトル「浅田家」につながる、浅田家の人たちがいいです。主人公の振るまいを見る限り、あまり家族家族していないです。つまり、ベタベタしているわけでもないし,つきはなしているわけでもない。いわば,「干渉しないけれど,困ったことがあれば自分ができる最大限で支えるよ」ということかな。
本当に,家族から主人公に対しての温かい視線がいいなぁ。
お兄さんなんか,あきれながらも主人公への愛情があふれていますものね。
こういうのを見てしまうと,わたしの妹へ対する行いを大いに反省します。
今からでも間に合うかな。
映画を自分の生活の鏡として見るときがありますよね。
特に,こういう映画の場合,日常を描いているので自然に自分の生活と重ねると思うのです。
そういう意味では,映画化されるほどドラマ的なストーリーはありませんが,わたしの家族物語も幸せを歩んできているよなぁとは思います(これからのことはわからないですけどね)。
今まで,わたしとかかわってくださったすべての人に感謝しないといけないなぁと思います。
そう。
つまりは,わたしはこの映画の「主人公」のように生きてもみたいし,この「主人公を取り巻く人達」のようにも生きてもみたいです。
そして,それはできます。わたしも含め,みんながみんな,自分の人生の主人公でもあるし,主人公たちのかけがえのない人たちでもあるはずだから。
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