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執筆者の写真あべたか

思わず最後まで一尾茂疋さんの話を聴いてしまいました〜めちゃくちゃラディカルだった


挨拶だけして帰るつもりが……つい最後までいてしまった

一尾さんが,上越教育大学にいらっしゃると聞いて,挨拶だけしておこうと思って授業前の会場へ行きました。

で,帰るタイミングを逸し,そのまま教室後ろの椅子に座りました。

教室は満員!(もともと,赤坂先生の授業ですから受講者は多いのですが,それでもこの日のために聴講を申し込んだ方もいらっしゃるようです)

一尾さんの笑顔が,暑い,いや,熱い!


で,結局最後までいてしまいました。


この熱さに,わたしだけでなく会場内のみなさんが惹き込まれていることがわかります。伝わります。で,それってどうしてでしょうか。冗談や,軽い口調でありながらも,本気だからですね。当たり前ですけど,本気の態度や話には,自然にこちらも本気で向き合う態度になります。これって,人の常ですね。


めちゃくちゃラディカルだった

話は,とてもラディカルでした。

一尾さんの話の中に,何度か,「当事者」になってもらうことが大切であることを訴えて,当事者になってもらうような工夫を話していましたが,この参加者が「当事者」として聴ける人が数人でもいれば,本学は,日本は,まだまだ変わっていけるでしょう(私自身は当事者として聞くことができたか?と問いかける)。


聞きようによっては,どうやったらこんな事ができてしまうのだろう……と,思ってしまうような話ですが,一尾さんは,どうして「語ったこと」「頭に思い浮かんだこと」を実現してきているのでしょう。

わたしの考えることは,2つです。


一つは,「本質とは何か」と考える。

これも,「当事者」同様,何度か出てきた言葉でした。表面上や複雑のように見える現象は置いといて,「本質とは何か」と考えて進めること,一尾さんが一つ一つ足跡を残すことができた思考の一つでしょう。一尾さんの話の中には,「〜は必要か?」などといった本質を突き詰める問いの数々から始めると共に,それを実際確かめたり,書籍や社会現象,社会の仕組みから結びつけて答えを導いていくような姿があります。


二つは,「実行力」です。

「疑問をもったら確かめる」「言葉にしたらやる」とにかく,思考と行動を結びつけるということですね。

これは,一尾さんに限らず,世の中のすごい人たちは,「行動している」ことに集約されます。

どうしたらそうなれるのだろう。

やはり,「当事者」として考えるからなのでしょうか。

ここだよなぁ……,と思うところであります。



ちゃんと,真面目な質問だったんだよ!ホント

一尾さんのお話が終わって,気を使ってか,質の高い質問を期待してか,赤坂先生は最初の質問者にわたしを指名しました。

いきなりだったので,頭に浮かんだ質問をしました。


「一尾さんは,いつ瀬戸市長になるのですか?(笑)」


赤坂先生は,ふざけた質問をしたなと思ったらしく,軽くいなして,一尾さんとファシリテーションに関わる話をされたのですが……。

いや,あのときは,私の中で全力で考えた質問だったのです。

ふざけてると思われたとしたら,それはそれでわたしの質問力の無さです。ホント。

でもですね、この質問は一尾さんが「当事者」として明確にどのポジションでどんなことをやろうとしているのかを問う質問でもありました。(わたしは全然当事者になっていないですけどね)


一尾さんの答えは,

「私ではなく,ツクルスクールの子どもたちから市長になるような子が生まれたらうれしいなと思います。」

わたしの質問にちゃんと答えてくださいました。


一尾さんの,今,そしてこれからの話は昨年,瀬戸市でも少しだけ話をお聞きしました。この話を聞いた人はどのように感じているのでしょうか。わたしは,とてもとても現実的な話だなと思って聞いていました。


で,規模が大きくなると同志が必要になるじゃないですか。

関わる人が多くなっていくと,どれだけミッションというか「思い」が共有できるかどうかが大切になると思うのですよね。


その時,一尾さんは,

  • どのようなポジションで,どのようなことをしていくのか。

  • 今,その実現のためにどのような準備をしているところか。

  • 実現のために,何が不足しているか,何が障害になりそうか。


このあたりのことを聞いてみたくて,全体を包括して「いつ市長になるの?」という,一見ふざけた質問をしてしまいましたとさ。


ただし,これらの質問を真面目に繰り出したとしても,これはこれで一尾さんご自身への質問であり,本日,教室に集まっていた学生たちに還元できる質問にはなり得なかったなとは思います。

そういう意味で,赤坂先生がわたしの質問を「ふざけんじゃねー」という感じで,軌道修正をしたのは,確かに正解でしたねー(^^ゞ。


そういう意味では,さすがにこの時間のホストである赤坂先生は,いつもどおり,一尾さんとの間で,「生まれた言葉」に理論や概念をあわせて価値付けをしていきました。

ああっ,そういうことを言えればよかったんだと思いつつ,事前にそういうことを言おうと思っていてもどっちにしろ頭に浮かばなかったであろう私は,まぁ,仕方ない,ああいう,なんだかわからない言葉で場をちゃかすしかなかったんだなと反省しました。

(だから,私を指名しないでねって言ったのに……涙)


まぁ,いい。

明日も元気に生きていこう!

一尾さん,ありがとうございました。





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