2023/10/24(火)午後。
新潟県の柏崎市の教育センター主催の「学級経営づくり講座」を進めてきました。
今年5月に引き続き,2回目の研修ということで,計画していただき,たいへんうれしく思います。
みなさん,わたしの若干強引な促しにも気持ちよく対応していただくと共に積極的に参加してくださいました。
最近,似たような環境があって同じような感想を持ちました。
つまり,
同年度中に同地域(同学校)で2回の学級経営,学級づくり講座を行う。
参加メンバーが1回目と2回目で異なる
2回とも参加する方がいる
1回だけ参加する方がいる
ということです。
内容と進行が難しいですねぇ。
「今年,2度目の福島県本宮市内小学校訪問|あべたか研究室 」の繰り返しになりますが,1回目の内容を全員が知っていることをもとに進めたのでは,今回始めて参加する方にはちんぷんかんぷんなことになりますし,1回目と同じような内容を進めてしまったのでは2回目の参加の方に失礼なことをしてしまいます。
そこで,折衷案。
新しい内容(今回は,教室ファシリテーションを主なテーマ)を扱いながらも,その都度都度に,1回目の内容にも触れていくという形にしました。
1回目も参加していた方には,今回も紹介,説明する内容に関しては,それだけわたし(阿部)が重要だと考えていることなので,ぜひ,みなさんにはそれを知った上で,消化してもらえたらありがたいという説明のもと,進めていきました。
現場のリアルと今後の提案
とはいいながらも,本当に,少しでも,参加してくださった先生たちの役に立った内容であるのかどうかはとても気になるところです。
わたしの気持ちは,「個別最適な学び,協働的な学び」にほぼ全振りしているので,ここを推し進める形での講座の仕組みになっています。
わたしと同じ方向性へ向くことができない方がいらっしゃったとしたら(別に,すでにその方向に進んでいるかどうかではなくて,共感してもらえるかどうかがポイント),この時間が有効な時間になっているのかなと心配になるわけです。
もちろん,「知らなかった」「興味なかった」「ちょっとどうかなと思って避けていた」という方々に,少しでも興味を持ってもらえるような流れにはしているつもりですけどね。
ちゃんと現場の空気を感じ取りつつも,一歩先を提案,提供できるようにしていきたいと考えています。
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