本日(2024年11月5日)は,小島貴之先生(東京都公立小学校教員,NPO法人「授業づくりネットワーク」理事,そして,現在,上越教育大学教職大学院学生も兼ねる)をゲストティーチャーとしてお招きしました。
授業は,主に学部1年生を対象とした「教育課程実践論」です。
この科目は,私が所属する領域のスタッフが各時間を担当する形で進めます。本日,私が担当だったということです。与えられたテーマは「特徴ある教育課程と教育活動」です。
私がいろいろと語るよりも,「特徴ある教育課程と教育活動」をしている当事者に語ってもらおうとここ最近は声をかけて来ていただいている形です。
今年度はどなたにお願いしようかなと思ったのですが,縁あって昨年から今年,本学に院生として在籍されていますけど,もともとNPO法人「授業づくりネットワーク」理事としてチャレンジングな授業経営や学級経営を展開されている小島先生に大学院での学びの研究目線というよりは,日々,現場を過ごしている現場教員目線で語ってもらおうと思いました。
学部1年生に思考を促し,自分ごとにする授業
約180人の学生に対して,大きな活動を3つ用意し,その都度,考えるテーマと内容を提供し,近くの学生同士に対話を進める小島さんの授業デザインはさすがでした。
一般的な教育情報⇄小島さんの実践や小島さんが考えている内容⇄あなたはどう考える?
という構図が言ったり来たりするようになっていて,うまくできているなぁと感じました。
「目標と学習と評価の一体化」が軸になって進む(特に私には)安心した流れ
小島先生ご本人にお伝えしたのですけど,小島先生の進め方は私の進め方に似ています(私自身自分をどれだけ客観視できているのかわかりませんが,そんな感じがします)。
それは,たぶん,小島先生が「目標と学習と評価の一体化」を納得して受け入れ,自分が学級経営や授業経営を進める時に当たり前のように取り入れているからですね。
もちろん,キャラクターが異なりますし,年齢も離れていますので世代感覚も異なります。そこでの差があるでしょう。
そこを突き詰めていくことで,小島先生と私とでの「らしさ(個性)」が際立つし,そこで互いの相違をやりとりする楽しみがあるのかなと思いました。
どちらにしても,学部1年生にとっては,たぶん,学びやすい授業だったのではないかと思います。
私にしましても,これから先生としての資質能力を養っていくぞ!と意欲を持っている学生たちに小島先生のような自ら学び工夫する教師と対面する機械を設けることができただけでも,なかなかよい設定(セッティング)だったのではないかと思っています。
小島先生,本日は本当にありがとうございました。
久しぶりに担任してた学部1年生に会えた\(^o^)/
(主に)学部1年生が受講しているということで,久しぶりに前期に関わっていた学部1年生たちの何人かに会えました。目と目が会うと笑顔で手を振ってくれる彼らを見ると,可愛らしくて愛らしくて仕方ありません(笑)。
今も,クラス単位で活動していることが多いみたいで,前期によい関係性が結べたのだなと嬉しくなります。クラス全員がちゃんと後期も日々,元気に授業に参加しているということを聞いて安心しました。
これからも,大学生生活を楽しんでください。
Comments