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執筆者の写真あべたか

小学校教師最後の勤務校で職員研修講座をさせていただく「縁」


本日(2022/09/02)は,福島県本宮市の小学校へ。

わたしが小学校現役教師として最後に勤務した小学校の職員研修に呼んでもらった。

2020年にも呼んでもらっている。自分が現役を退いた後でも,こうして招いてもらえる幸せと縁を感じている。


すでに,小学校教師を退いてから7年もたっている。

もちろん,この小学校には共に働いた方々は誰も残ってはいない。

でも,「地域」で巡る公立小学校のこと。誰かの名前をあげれば,その人とつながっている人を見いだせて,話が弾む。

そういう意味でも,人とのつながりは大きい,そして大切だ。


今回の「縁」をセッティングしてくださったのは,ここの教頭先生の存在が大きい。同じ勤務校で働き,共に自分の教室で『学び合い』を行いながら情報共有をし,共に東日本大震災を乗り切った。別の勤務校になると縁が切れてしまうことが多い私にとって珍しく繋がり続けてもらっている友。福島を離れて上越に住むようになっても声をかけてくれるありがたさ。そして貴重なゴルフ友達(笑)。


もちろん,わたしがここで働いていたことがあったからという理由で呼んでもらったわけではなく,この学校の現職教育の内容が「認め合う場を生かした授業づくり」ということだったから。

特定の教科で研究するということを決めず,子どもたちの人間関係,関係性をもとにしながらいかに授業をつくっていくか。

学級経営と授業経営を一体化させた形での職員研修。

とても力が入った。

力が入りすぎたがゆえに,走りすぎて,先生たち自身にもっと内から考えてもらう時間等々が必要だったのではないか……,いつもどおり,講座後の自分自身の反省は尽きない。


年々現場感覚が薄れていく中で,でもわたしは現場に寄り添うことで存在価値がある人間なのだと自覚している。そういう意味では,このような職員研修でお話をする機会をいただけるのはわたしの大事な大事な立ち位置であると同時に,もっともっと学校現場の方々に直接的に役立てることって何だろうと考えるし,悩む。


またいろいろと考え続けるきっかけをいただいた。

感謝感謝である。


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