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令和4年度学修成果発表会終わる〜悩みに悩んだ期間が終わったね。お疲れ様。

執筆者の写真: あべたかあべたか

本日(2023年2月2日),令和4年度の学修成果発表会がありました。

阿部ゼミからは7人の発表者。

それぞれに悩み苦しみ自分の精一杯の発表を本日行ったことと思います。

それを乗り越えたり,抱え込んだりしながら,自分の持ち時間を十分使って発表できたこと,とても立派でした。


本日を迎えるまでに,ゼミ内で3回の発表練習をしました。

例年だと2回程度だったので,彼らはずいぶんとたくさんの練習を自ら行ったといえます。


彼らの様子を見ていると大きく2つのことが言えるかな。

これ,毎年感じていることで,学生というよりもアドバイザーとしてのわたし自身に向けて置きたいことです。


この数週間は発表方法の質を高めるくらいしかできないということ

12月以降は,すでに実践とか調査を終えているわけで,ここ数週間できることといえば,研究内容をより良くすることではなく,自ら伝えたいこと,伝えなければいけないことをいかにして,しっかりと聞き手に伝えることができるようにするかということだけです。

話し方,スライドの表現方法や表現内容,それらに工夫をするくらいしかできません。

自分が実践,調査,分析,整理した内容がどのていどかわかりません。もし,60程度だったら60,80だったら80の内容をできるだけ,60や80として聞いてもらえるように,理解してもらえるように,発表方法の質を高めることに尽力するしかありません。

もちろん,ここはとても大切なことで,せっかく80の内容を持っていても,40とか50くらいしか伝えられない方もいます。(わたしはどうだろう……)


だからこそ計画が大切なんだ

だからこそ,その研究を始める段階,ここが大切なんですよね。

60,80,100の自分が考える研究内容にて研究データを取得するようにしたいじゃないですか。

でも,このあたりが曖昧だったり,不透明だったり,まぁなんとかなるだろう……と精査しないで進めてしまったりとで,結果,「ああすればよかった」「こうすべきだった」という大きな後悔をしてしまうことがあります。


時間さえあれば,

計画→実行→再計画→実行→再計画→実行……データ取得→

のようなことができるでしょうが,学生には2年間(もしくは3年間)しか時間はありません。(わたしには,そういう意味で時間があるので,ちゃんとやらねばならないんだよなぁ〜。学生の取り組みを見て,いつも反省している)

なかなか,フィールドも見つからない中でどのようにして研究をすすめるか,ここが学生の悩みどころであるだろうし,わたしがいかに学生を手助けできるかというポイントでもありますね。


学生と共に考え,悩み,喜び,計画して実行して,整理して,進めていくということを考えていきたいですし,もっともっと学生のためになる行動をしていくためにはどうすることがよりよいのか,考えていきたいものです。


少しずつ,ゼミの持ち方,進め方の方向性を変えていこうかなと考え始めている今日このごろです。


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© 2022 by Takayuki Abe

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