今日(2022/7/6)のゼミは「ミニホワイトボードを使った授業実践を提案する」だそう。
GIGAスクール構想のさなか,なんでもかんでも「デジタル!!」と言いたくなる中で,「ミニホワイトボード活用法」についてをゼミの時間で過ごすのって……なんだかうちらしいです(笑)。
(あっ,上の写真はゼミ開始時の定例進捗会議フレームで「最近どう?」とやっているところね)
ミニホワイトボードはセミデジタルツールとして使えるんじゃないか
ゼミ生の様々ななるほどという考えは置いといて。
この時のわたしの考えをまとめておこう。
わたしの結論としては「セミデジタルツール」として使えるのではないかというものだ。
何でもかんでもデジタル派のわたしは,目の前にGIGA端末として自由にタブレットを使っていい状態であったのなら,今までミニホワイトボードを使って行っていたことをまよわずにタブレットで行うと思う。
例えば,GoodNotes5をインストールしてしまえば,ミニホワイトボードでしていたこと全てGoodNotes5でまかなえる。
しかも,デジタルなのでそれ以上のことができる。
でも,そもそもGoodNotes5が使えるようにしてあるGIGA端末ってないのかな?
だったら,iPadだったら純正の「メモ帳+Apple Pencil」でミニホワイトボード代わりに使える。教室内のタブレット端末はAirDropで情報をやり取りすれば良い。
うーん?
それでも無理?
そんなとき,ミニホワイトボードを使おう。
(GIGA端末と違って)雑に扱える
安い
直感的に(操作したとおりに)使える
図や式など手書きではないとさささっと描けないものを描ける
でも,GIGA端末を気軽に使っていいよといわれている環境だったり,GoodNotes5が使えるような環境だったりしたら,ミニホワイトボードはもう出る幕はない(わたしにとって)。
ただし,そういうところって日本じゃまだまだなんだろうとも思う。
これはわたしの勝手な感覚だが,GIGAスクール構想が始まっていなかった時代,各学校でPC等をああだこうだと取り扱っていた本の数年前,裁量権はそれなりに学校にあって,学校が使いたいサービスやアプリケーションなど各学校ごとにそれなりに気軽に取り扱うことができたように思うが,今はそこの自治体がこれらを一括管理するようになって学校の裁量権がなくなってしまい,結果,地方自治体ごとではあるが中央管理になってしまっている。
それって幸せなことなのかなぁ。
どうして,日本って,現場ごとに好き勝手できないんだろう……。
させてあげようというところに努力が向かないのだろう。
情報が今では最大の価値になってしまっていて,とてもデリケートだから各学校に情報を扱うスペシャリストがいないから仕方ないものなのか……。
うーん,うーん。
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