わたしが教職大学院科目で,唯一,自分一人で自由に構成している科目「協同的な学習実践論」。前半の「協同的な学びとは何か」という共通理解の時間を経て,いよいよ各履修者の「自分の好き,強み,こだわりに依った協同的な模擬授業」の時間が始まった。
「協同的な学習」という部分が手法や手続きというプロセスと考えると,内容(コンテンツ)を何にするかということになる。
内容(コンテンツ)は,毎年,自分自身を見つめてもらうようにしている。教師教育であるところのコアを見つける作業だ。
だから,本科目で表出される「協同的な模擬授業」は,教科書や学習指導要領とは関係のない「自分自身の好き,強み,こだわり」を目の前の参加者に体現してもらう授業ということになる。
毎年毎年,行っているがとてもとても楽しみだ。
最初の回の授業者は,やはり緊張しているが基本,「自分の好き,強み,こだわり」を参加者が一緒に味わってくれるわけだから嫌なはずだない。
みんなニコニコ楽しく過ごせる時間である。
授業って楽しい,「自分の好き,強み,こだわり」を大切にして教師として生きていこう……。
そういうふうに思ってもらえるきっかけにしてほしい。
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