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執筆者の写真あべたか

人数に合わせた学びを〜長岡地区のとある研修会に出かけてきました


昨日(2023/10/22)は,新潟県長岡地域のとある会合に招かれて,長岡市中之島文化センターに出かけてきました。

わたしにとって数少ない長岡市での研修会ですが,上越から向かうことを考えると,この会場はとてもいいです。なぜなら,高速自動車道の中之島見附ICから下りてすぐだからです。距離的には長岡市街地を少し過ぎる感じになり,ちょっと走るかなぁと思いますが,長岡ICを下りて市街地を走ることを考えるととてもラクで便利。

もし,長岡市にお住まいの方で,わたしを呼ぼうと思っている方はこの会場にしてください(笑)。まぁ,あんまりいないでしょうけど……苦笑。


少数精鋭,中学校教員の集まり

小学校中心に展開しているわたしには珍しく,今回は中学校の先生たちの集まりに招かれました。

ここまでは知っていたのですが,蓋を開けてみたら,(主催者も意外だったのかもしれませんが)参加者が5名……苦笑。

主催者の方々は,この時期,様々な行事が重なってしまって……とわたしに気をつかってお話されていましたが,それもあるでしょうが,わたしへの需要がないというあらわれでもあるでしょう。(はい,自覚しております……<(_ _)>)


それはそれとして,この人数だったら,この人数だからこその「学び方」というものがあります。わたしも含め,車座になって一つ一つのトピックに関して,参加者のみんなで意見を交流し,密に話し合っていくわけです。ときには,ちょっとしたトピックに参加者たちがこだわり,そこから前に進まずそのトピック中心にどんどん話が膨らむ……ということもあります。

でも,その集団において,そのトピックを巡った話に興味関心が大きくあるわけですから,用意してきた話以上にそちらの話を展開することに,当事者としての価値があります。


だからこそ,ファシリテーションを展開する人間としては,「6つの技術」(編著書「学級経営がうまくいくファシリテーション」を参照)を意識して展開していくことが必要ですし,今回「少人数」の参加者だと気づいた時に,「フォーメーション」の変化の提案をし,自分の頭の中で「プログラムデザイン」を書き換え,最初にアイスブレイクをしていく中で,参加者のみなさんへの「アセスメント」を繰り返し,「クエスチョン」を重ね,その都度「グラフィック&ソニフィケーション」を行い,「インストラクション」をしていきました。

……と,きれいな書き方をしましたが,完璧にうまくはいきませんでした。それは,わたしが用意していったのが,20名前後の参加者の予定で作成していった資料であり,プレゼンデータでしたので,そこをうまく改善改良できなかった,まだまだ頭が硬かったわたしがいたのです。本当言えば,こちらでもっとちゃんと話題を絞って参加者がもっと自分の話に没入できる環境を設定できればよりよかったなぁと振り返っています。


少人数の教室は,少人数の教室だからこその学びを!

ここから,勝手に全国の学校の教室に話題を転換します。

立場上,いろいろと教室訪問をします。

そこで,10人も満たない教室を訪れるときがあります。

そういうところでも,黒板に向かったいわゆる「スクール形式」の形に子どもたちは机と椅子を並べている姿を目にすることがあります。先生は必死で黒板にいろいろと書きながら,目の前の数人の子どもたちに話をしていくわけです。

「なんで?」

って思います。

少ない人数なんだから,その環境をもっとよりよく使えばいいのに。

「個別最適な学び」「協働的な学び」に全面展開簡単にできるわけですよね。

もったいないなぁって思います。


という,そんなこんなを考えることができた,貴重な時間でした。

ありがとうございました。



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