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シンガポールへ「気持ちだけ」旅した日~シンガポール日本人学校へ



今日は、ある意味とても不思議で、そして心が動く一日でした。シンガポールの日本人学校からオンラインでの講座を依頼されたことで、「気持ちだけ」シンガポールに行ってきたという感覚を味わいました。実際に赴いたわけではないけれど、その場所の空気感や人の熱意に心を通わせたような、そんな不思議な体験でした。


ご縁がつないでくれた新たな挑戦

今回、私のような目立たないところにいる研究者に声をかけてくれたのは、過去に共に教員サークル「東北青年塾」で活動していた若手実践家の方の橋渡しです。今ではシンガポールの日本人学校で校内研究を担っておられ、その縁が今回の研修につながりました。数ある選択肢の中で私を選んでくださったこと、その気持ちがとても嬉しく、ありがたかったです。


オンラインの難しさと、それでも伝わる熱意

ただ、正直に言えば、オンライン講座には未だに戸惑いがあります。画面越しでは参加者の表情や空気感が掴めず、特に今回はいつも以上に緊張してしまいました。そんな中、研修担当の先生が「盛り上がってますよ」「いい感じです」と言ってくださったことで、少し安心しながら進めることができましたが、やっぱりもやもやは残りました。

しかし、研修後の質疑応答の時間がそれを払拭してくれました。一人一人の先生方の「もっと良くしたい」「深めたい」という熱意がひしひしと伝わってきて、私自身が学ばせてもらうような時間でした。言葉が足りなかったり、うまく伝えきれなかったりしたこともあったと思いますが、それを超える対話の温かさがありました。


今年度のスタートラインに立って

今日の講座をきっかけに、今年度が本格的に始まったような気がしています。すでにいくつかの研修が予定されていて、オンラインも少なくありません。その中で、自分に何ができるか、どう伝えるかをもっと工夫していかないといけないという課題も見えてきました。

そして、研修だけでなく原稿執筆にも力を入れたいという想いもあります。でも、どうしても目の前の準備に気を取られてしまい、そちらにまで手が回らないという自分の弱さにも気づいています。だからこそ、今年度は計画的に、丁寧に、関わる人も自分自身も納得できる形で物事を進めていけたらと強く思いました。

この一年、どんな出会いや出来事が待っているのかはわかりませんが、一つ一つを大切にしながら進んでいきたいです。関わるすべての皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。そして、自分自身にも、がんばれ。

 
 
 

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