本日(2024年8月7日),上越教育大学教職大学院学級経営・授業経営領域オンラインサロン「生徒指導と学級経営・道徳教育」を終えました。
私自身が,「生徒指導と学級経営」を絡めてお話を提供するのは,珍しいことです。
で,この講座のために内容を吟味したのかというとそういうわけでもなく,実は,この冬から今後につながる内容をいろいろと自分の中でまとめていた最中,偶然といえば偶然ですが,道徳教育の研究者である早川裕隆先生と一緒に講座を進めることになりました。
で,最初,早川先生に
「どのようなテーマで進めますか?」
と尋ねたところ
「生徒指導提要を絡めた形で話を進めませんか」
とのこと。
あっ,わたしの数少ないストックと方向性の中に,上に述べたように,「生徒指導」との関係で,まとめていた内容がありました(まだ,それを講座等のプレゼンとして話したことはありませんでしたけど)。
「いいですね。わたしは,生徒指導提要をきっかけに自分の学級経営の興味関心に引き付けて話しますから,それでいきましょう!」
ということで本日を迎えました。
内容と同時に,ファシリテーションを考えるわたしとしては,90分をどのように進めるかということも気になります。
1週間前,早川先生とどのようにすすめるかという話し合いをもちました。
当初,120名を超える事前申込がありました。
この方々に満足してもらうためにはどうすればよいか
(好き嫌いあるだろうが)一方的に話を聴くだけにはしたくない
グループでのやりとり,全体でのやり取り,ができたらうれしい
で,あんな感じになりました(これは,参加した人しか伝わらない表現……笑)。
自分の講座の振り返り
うーん,どうだったかなぁ。
まだ,自分自身の骨と肉に落としきっていないなぁという感じですね。
聞いていた人はわかるかもしれませんが,今回,みなさんに示した内容はどちらかというとある原稿に書いた内容をみなさんに示した感じなのです。
つまり,「書き言葉」のものを「話した」わけですね。
ですから,(わたしの講座に参加した方は感じてくれるかわかりませんが)私にしては,どちらかというと「文章を読む」感じの部分が長くありました。
これ,ちょっと「らしくない」んです。
少し,気持ち悪かった。
聞いている人は,私自身の居心地に悪さを感じてたかな?
また,この「書き言葉」ですが,本当はもう少し長い内容なのですが,わたしの持ち時間が20〜30分ということで,このあたり,いろいろと省略等々した部分があり,わかりにくくなったかなぁという反省もあります。
ちょっと追加。
自分の中で,この20分のためにずいぶんがんばっていたのだなぁと思う理由は,この時間が終わった15:40過ぎ,体から急に,ふぅ〜っと力が抜けたことです。
まぁ,新作ということでもあり,自分が今まで触れてこなかった部分に入り込んで作成したということもあり,自分の中ではいろいろと学びと気づきがありました。
今後,こちらの部分に関しても磨いていこうと思います。
こうして,自分の中を新しくしていくのだよなぁ〜。
これって,今までもそうだったし,これからもそうなのだ!
進行の振り返り
今日は,即応力と臨床力が試される時間でした。
120名以上の申込みはありますが,実際はどれだけ参加されるかわからないところから始まっていますからね。
しかも,途中参加の方たちを考えると,ファシリテーションも何もあったものじゃありません。
そういう意味では,ファシリテーションの中にインプロの部分が求められたのでしょうけれど,あまりにも不特定要素が強すぎると,なかなかどうして,難しいです。
ただし,心のなかではハラハラドキドキ(私は,とても気持ちが弱っちい人間)なのだけれども,私が戸惑ったり,オロオロしたのではどうしようもないので,どっしりと構えて進行をすることにしました。
オンライン(Zoom)は,そういう意味ではホストの強権発動が簡単にできてしまうので,それはそれで,まぁ操作としてはラクです。
でもどうなんだろうなぁ……。
これらも含めて,少し振り返ってみたいです。
ご参加いただいた方,ありがとうございました。
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