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執筆者の写真あべたか

あるゼミ生との個人ゼミが起点となって「論文の沼」にハマっている


ちょっと前回の話の続きになります。


年に数回あるのですが,この年度初めの時期に「論文の沼」にハマってしまってます。

ここで言う「論文の沼」というのは,ある論文がきっかけになり,この論文,あの論文,その論文……と,ある論文で語っている内容が次から次と結びついて,終わりのない「論文つながり」にハマってしまっていることを指します。


きっかけは,院生が自身の研究のために参考にしていたある論文です。

この論文がとてもとても面白くて……。

わたしがぼんやり「これこれは,これこれでこうなるのかなぁ……。でも,もう少しクリアにできないかなぁ……」と思っていた内容が,(いつものことですけど)すでに研究として(論文として)クリアになっていたということです(苦笑)。

で,この論文をじっくり読み,その論文が参考にしたり,引用したりしている論文をどんどんたどっていくと,なるほど,そういうことなのね,という疑問が明らかになってくるという……。

サイコウか!っていう感じ。


この内容に,ちょうど数日前に読んでいた書籍の内容と,もともとわたしが考えていたり,主張していたりする内容が重なるわけです。

これらを,言わばかっこいい言葉を使うと組み合わせたり,止揚したり,昇華したり,して,今までわたしが言おうとしていたことをより明確にしたり,説得力あるものにしたり,別な言葉で説明できたり,もうちょっと表現がクリアになったり,できそうな感じになってます。


わたしの場合,このようになるときは大きく3つあります。

  • 今現在の自分の研究に関係がある内容である

  • 大学の授業に関連付けることのできる内容である

  • 今後の講座,講演,セミナーに繋げられる内容である

どれもこれも,私自身の興味関心とつながるわけですけど,「うわっ,キターーーーーー!!」って感じですね。


一気に,自分の知識,そして興味関心に津波のようにかぶさってきている状態です。脳がそれらに飲み込まれないように,どのように整理していくか,消化していくか,昇華していくか,ここが微妙なところです。


今までのわたしの知識や価値観と,おおいかぶさってくる新しい(わたしの知らなかった)情報(知見)をどのように結びつけるか。


最終的には,研究であろうと,授業であろうと,講座(講演)であろうと,アウトプットにまで結びつける必要があるわけです。

つまりは,第三者にわかってもらえるような形にしていかなければなりません。


ここがね,形になるかどうかなのです。

ただし,昨年度とは異なるわたしに,また今年度もなれそうな予感。


え?

どんな論文に接して,何をそんなに興奮しているのかって?

ふふふん。

まだ,ここには書きません。

というか,ブログにはこういうことは書かないんだなぁ〜〜〜自分(笑)。


自分の研究物,授業,講座,だけで使うんです(笑)。

だってそういう価値あるところで,価値あるやりとりをしたいんですもの。


ただ,年度初めにこれがくるというのは,いかがなものか……。

もっとほかにやらねばならないことがあるのだけど……。


自分の頭の中と,目の前の現状とで葛藤しているわたしがいます。

頭の中のモヤモヤさん。

どうか,まだ飛んで行かないでね。とどまっていてちょうだい。お願いだから。






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